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保健医療福祉学部 作業療法学科

Department of Occupation Therapy

障害者や高齢者そしてすべて対象者の尊厳、主体性の尊重等を基盤とした豊かな人間性を培い、倫理観に基づいた作業療法の実践を展開し得る人材を養成する

  • 就職率100%
    学科ブログ

    国家試験対策 全国トップレベルの支援体制

    作業療法学科の特徴

    特徴1

    「作業機能障害」
    に強い学科

    「作業機能障害」とは何らかの理由で日々の生活に問題が生じている状態のことを言います。例えば、やりたいことがあるのにやれる状況から疎外されている。入院によって役割が剥奪されたなど。

    特徴2

    生活を科学する
    高度専門教育

    作業療法の最先端の理論が学べます。特に人間作業モデルの視点での「作業行動理論」、作業機能障害に焦点化した「作業科学」など他大学にはない専門性が展開されています。

    特徴3

    脳の機能と障害への
    取り組み

    作業療法の主要な対象疾患は脳卒中、脳性麻痺、統合失調症、認知症などです。これはすべて脳の機能とその障害に由来します。これらを究めようと取り組んでいます。

    特徴4

    学部大学院
    一貫教育制度

    新しい教育の試み
    本学では、優秀な学生の能力をさらに引き出し引き延ばすために、学部・大学院一貫教育制度を用意しています。この制度で学生は通常6年間のコースを5年間で修了し、学士号と修士号の2つの学位を取得できます。

    主なカリキュラム

    1年生

    1.豊かな人間性と思考能力を育む教養科目
    2.解剖学や生理学などの基礎医学に重点

    まず日々の学習習慣を身につけます。そして科学的な思考ができるように心掛けます。同時に基礎医学的知識とその理解が求められます。

    全学科共通カリキュラム修得

    • リハビリテーション概論
    • 解剖学
    • 生理学
    • 基保健医療福祉概論
    • 基礎作業学
    • 人間と作業
    • 作業療法概論
    • 臨床見学実習
    • 医療保健福祉体験実習Ⅰ

    2年生

    写真:授業風景

    内科学や整形外科学や脳神経外科学などの臨床医学、
    作業療法評価学

    臨床医学のあらゆる領域が授業展開されます。専門的な知識とその応用力が醸成されます。

    全学科共通カリキュラム修得

    • 内科学
    • 精神医学
    • 臨床神経学
    • 整形外科学
    • 臨床心理学
    • 作業科学Ⅰ
    • 運動発達学
    • 作業療法評価学
    • 作業運動学
    • 医療保険福祉施設体験実習Ⅱ
    • 精神障害作業療法学
    • 発達障害作業療法学
    • キャリア開発Ⅱ(学部合同演習)

    3年生

    写真:学生

    作業療法治療学と臨床実践技術

    作業療法専門科目は講義→演習→実習と段階づけ知識と技術を臨床実践に結び付けられるように深化させます。そして8月下旬からの臨床評価実習が病院等で始まります。

    • 一般臨床医学
    • 救急及び消毒
    • 老年学
    • 生理学特論
    • 生活技術学
    • 作業科学Ⅱ
    • 医療保険福祉施設体験実習Ⅲ
    • 生活環境学
    • 高次脳機能障害
    • 老年期障害作業療法学
    • 身体障害作業療法学
    • 臨床評価実習
    • 作業療法学研究法

    4年生

    写真:園芸療法

    平成25年4月に、吉備国際大学と本学園の系列施設である「特別養護老人ホームグリーンヒル順正」との間に園芸療法研究会を立ち上げました。

    園芸は、高齢者にとってなじみがあり、比較的容易に体験できるという点で、施設や病院で取り入れられており、今後もリハビリテーション医療や保健福祉の領域で活用されていくことが期待されています。
    活動は、施設利用者様と施設職員、作業療法学科学生・作業療法士教員が中心になり行っています。昨年度は、野菜や花の植え付け、田植え、野菜の収穫、稲刈り、ハーブ園作成などの季節に応じた活動を月1回程度行いました。施設利用者様も学生も、この活動をとても楽しみにしています。
    「高齢者がこの活動を通して、身体を動かすだけでなく、昔を思い出すことで健康につながれば」と参加した学生は話していました。

    総合臨床実習
    作業療法学研究論文

    実際の患者さんや利用者さんを担当して将来の作業療法士としての総合的な能力を獲得します。また卒論にも取り組みます。

    • 老年期障害学演習
    • 地域作業療法学特論
    • 管理運営学
    • 作業療法総合演習
    • 作業療法特論
    • 作業療法学研究法演習
    • 総合臨床実習

    学科目標

    • 教養教育を身につける
    • 保健医療福祉の基礎を学ぶ
    • 作業療法の基礎を学ぶ
    • 対象に応じた作業療法を学ぶ
    • 知識と技術を統合する
    • 独り立ちできる作業療法士

    進路・資格

    目指す進路

    医療
    • 総合病院
    • 総合リハビリテーションセンター
    • 精神科病院
    • 小児医療センター
    • 認知症治療病棟
    保健・福祉
    • 介護老人保健施設
    • 介護老人福祉施設
    • 身体障害者福祉施設
    教育・行政
    • 特別支援学校
    • 地方自治体
    • 保健所
    地域リハビリ
    • 訪問リハビリ施設
    • ディケアーセンター
    • ディサービスセンター
    写真:社会人イメージ

    取得できる資格

    • • 作業療法士国家試験受験資格
    • • レクリエーション・インストラクター資格

    福祉住環境コーディネーター2級

    障がい者や高齢者などに対して、毎日を生き生きと生活できるような住環境を提案するアドバイザーとしての資格です。作業療法士は環境調整のスペシャリストであり、学んだ知識を用いて在学中の資格取得が可能です。

    主な就職先

    医療法人IMSグループ(板橋中央総合病院グループ)、久喜すずのき病院 すずのきクリニック、茅ケ崎新北陵病院、京都大原記念病院、橿原リハビリテーション病院、医療法人藤樹会 滋賀里病院、総合病院津山第一病院、株式会社創心會、医療法人社団三樹会 梶木病院、しげい病院、医療法人社団思誠会 渡辺病院、医療法人紀典会 北川病院、医療法人社団 井野口病院、ビハーラ花の里病院、社会医療法人里仁会 興生総合病院、出雲医療生活協同組合、医療法人財団公仁会 鹿島病院、特定医療法人恵和会 石東病院、山口リハビリテーション病院、光市立光総合病院、麻田総合病院、永冨脳神経外科病院、岡山済生会総合病院、独立行政法人国立病院機構 福山医療センター、広島県立障害者リハセンター、小倉リハビリテーション病院、三宅医学研究所三宅リハビリテーション病院 他

    作業療法学科進学・就職率

    100%

    学科紹介動画

    メッセージ

    学科長からのメッセージ

    最先端の理論と実践を学び、作業療法士としての輝かしい未来を開きましょう。

    作業療法学では、対象となる人々を「身体的・精神的・社会的・文化的な存在としてのトータルな人間」として捉える視点を大切にし、思いやりの心を育む人間教育を重視します。また、徹底した専門的知識や技術力を基盤に臨床現場で実践できる作業療法士を目指しています。作業療法の先進国である欧米では、社会のさまざまな領域で展開される理論と実践の改革が続いています。本学科では、医学もモデルに基づいた作業療法に加え、欧米の作業療法やニューロリハビリテーションにおける最先端の理論と実践が学べます。さらに、作業療法士として医療・保健・福祉施設などに就職するだけでなく、本学の大学院修士・博士課程に進学し、より高い専門性を極めることもできます。さあ、一緒に輝かしい未来の作業療法士を目指しましょう。

    学科長 京極 真

    教員から受験生の皆さんへのメッセージ

    • 作業療法は多様な手段を用いて、人々の生活を豊かにする専門職です。作業療法士として活躍するためには、人がなぜ作業に取り組むのか、どうすれば大切な作業を取り戻せるのかという知識を学ぶ必要があります。本学では国内外の先端の作業療法理論を学べるだけではなく、教員や大学院生が新しい理論や手法を開発しています。吉備国際大学に入学し、作業療法士として働き始めた時、本学の教育の素晴らしさを必ず実感できるでしょう。(学科長・教授  籔脇)
    • 1年生の春期・キャリア開発Ⅰを担当します。講義は、作業療法を体感し、自身が作業的存在であることを学びます。新入生は、新しい生活が始まり、作業(勉強・日常生活・遊び)に追われ不安になります。講義では、作業療法士である教員へインタビューし、作業療法の価値や大学生活の目標を明確にします。その後、教員と協力し、目標を軸に作業の組み立てを行います。つまり、教員は、皆さんの素敵な大学生活の始まりを支援します。(准教授 岩田)
    • 誰がみても田舎で研究・教育していて感じることは、少し視点を変えると良好な学習環境だということです。豊かな自然、生活の知恵が得られる環境、娯楽がないからこそ自分たちで作りあげるフロンティア精神、先進国の未来である少子高齢化の意味の理解、そして作業療法の起源から最先端まで学べる教員体制などなど。本学の立地だからこそ得られる学習のチャンスです。作業療法は、田舎で学ぶメリットがありますよ。(准教授 京極)
    • 作業療法士の養成校は多数ありますが、それぞれに特色があるかと思います。本学には附属病院はありません。しかしながら、近隣の病院や施設の協力を得て、幅広く作業療法を経験する機会を設けております。作業療法士としての働き方は様々ですので、一人ひとりの可能性を広げていけるよう、心がけています。(講師 狩長)
    • 当大学の作業療法学科では地域の高齢者施設と連携して授業を行う珍しい取り組みをしています。その中の1つに園芸療法があります。詳細は、大学パンフレットを見てください!また学生生活では追いコンや新人歓迎会などイベントも多く充実しています。楽しい4年間を高梁で過ごしましょう。(講師 三宅)
    • 死を迎えるまでの時間、多くの人は「幸せでありたい」「豊かな生活を送りたい」と考え願うのではないでしょうか?人生にマニュアルはありません。作業療法の知識、技術の学習は、どのようにしたら自分や自分の大切な人たちが、自分達らしい幸せや豊かさを得ることができるのか?を考え、実現する方法を学習します。ひとの心と体、生活に着目し、今と未来の生活を創造する作業療法を一緒に学んでみませんか?(講師 山本)

    写真:学長・教授 河村 顕治

    リハビリテーション医学

    学長・教授 河村 顕治/かわむら けんじ

    主な担当授業科目:リハビリテーション医学、
    身体運動学実習、検査測定論

    写真:准教授 京極 真

    哲学、作業科学、多職種連携

    学科長・教授 京極 真/きょうごく まこと

    主な担当授業科目:作業療法学研究法、作業科学

    写真:教授 中角 祐治

    整形外科学、臨床神経生理学

    教授 中角 祐治/なかずみ ゆうじ

    主な担当授業科目:保健医療福祉概論、
    人体の構造と機能および疾病

    写真:教授 森信 繁

    精神神経薬理学

    教授 森信 繁/もりのぶ しげる

    主な担当授業科目:主な担当授業科目:精神医学I, II

    写真:准教授 岩田 美幸

    基礎作業学、身体障害作業療法学、作業療法教育

    准教授 岩田 美幸/いわた みゆき

    主な担当授業科目:キャリア開発Ⅰ・Ⅱ、作業療法評価学演習

    写真:准教授 狩長 弘親/

    高次脳機能障害作業療法学、身体障害作業療法学、介護予防

    准教授 狩長 弘親/かりなが ひろちか

    主な担当授業科目:高次脳機能障害学、
    身体障害作業療法学

    写真:講師 寺岡 睦/

    作業機能障害、身体障害作業療法

    講師 寺岡 睦/てらおか むつみ

    主な担当授業科目:人間と作業、身体障害作業療法学Ⅱ、義肢装具学

    写真:講師 三宅 優紀

    身体障害作業療法学、予防医学、園芸療法

    講師 三宅 優紀

    主な担当授業科目:作業運動学、作業療法技術演習Ⅱ

    写真:講師 山本 倫子

    精神障害作業療法学、労働者研究

    講師 山本 倫子/やまもと ともこ

    主な担当授業科目:精神障害作業療法学、
    精神障害作業療法学実習

    リーフレット

    吉備国際大学ワークシェアリング就労支援プロジェクト    
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