2019 年 7 月 23 日

【セミナー参加】第5回関西醸造研究セミナー (7/17)

2019/07/17、
吉備国際大学・農学部・醸造学科の学生・教員は、
関西醸友会が主催する「第5回 関西醸造研究セミナー」(月桂冠・昭和蔵ホール@京都)
に参加しました。
講演会後、教員は交流会に参加しました。









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●関西醸友会(公式ホームページ)
日本醸友会大阪支部を母体として2012年に設立された。
「関西地区の清酒醸造技術者の交流を推し進め、醸造技術の進歩発展および清酒業界の活性化に資すること」を目的として様々な活動を進めている。

●関西醸造研究セミナー
醸造学会・生物工学会・農芸化学会で発表された講演の中で、
醸造に関する発表をまとめて、関西で再発表を行う取組みである。

(参照:関西醸造研究セミナー ~醸造に関する学会発表の再発表~

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講演会・交流会には、多様な種類の業者の方が一堂に会しました。
全国規模から地方規模までの酒造関連業者や、
酒造関連の課題解決のための商品やサービスを展開する企業、
そして、酒類に関する健康保健研究に従事する法人など。

講演会の内容は、
職人の勘のみに依存する酒造りや、
単なる商業的な酒造りに終始するものではありませんでした。

歴とした学問、すなわち、
農芸化学、応用微生物学、微生物利用学、分子生物学に関するものでした。

しかも、昨今の技術である、
オミクス解析(メタボロミクス、ゲノミクス、トランスクリプトミクス)、画像解析技術、計算機科学などが利用された研究の素晴らしい発表を通して、
醸造関連研究のフロントラインを知ることができました。

交流会でのお酒は、王道から個性派まで多種多様で、実に美味しかったです!

今後とも、吉備国際大学・農学部・醸造学科は、
よりよい酒造と関連研究に向けて、邁進いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

文責 M.H.

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【閑話】


周辺の飲食店の軒先でこのような光景が散見され、
大手酒造メーカーのお膝元であることを如実に表していました。



会場を勘違いし、月桂冠株式会社の本社に行ってしまいました。
(セミナー開始には余裕で間に合いました)

カテゴリー: 学科活動