2019 年 10 月 1 日

限界突破ホンオフェwithサムギョプサル (10/1)

2019/10/01、吉備国際大学・農学部・醸造学科の教員・学生は、
醸造学科の留学生が韓国のお土産で買ってきてくれた
「ホンオフェ」(エイの発酵食品)
のよりよい食べ方を追求しました。

サムギョプサル(豚肉)やキムチと一緒に食べるのが
「正式な」食べ方だそうです。

バックナンバー:「ホンオフェ実食




鼻腔をつんざく爽快感。
中学時代に理科の実験でアンモニア水をはじめて使った時を思い出しました。
奴は、外からだけではなく、内なる衝動として後からやって来ます。
風通しのよい屋外で開封することを強く推奨いたします。
(※ 感じ方には個人差があります)

酸性の(すっぱい)発酵食品と異なり、
タンパク質の分解で生じるアミノ酸や呈味性核酸に由来する「うまみ」はほとんど感じられず、
アルカリ性の香りがぐわっと押し寄せてきます。


食感は、小骨に由来するのか、ザクザクとした不思議な硬さがありました。
表面に粘りを感じた人もいたようです。




胃酸がんばれ、自分の胃酸。
酸味のあるキムチと自前の塩酸でだいぶ中和された気がします。
キムチと豚バラブロックが、ただただ、救いでした。
コチュジャンもいい味出してます。





果たして、私たちはホンオフェを食べたのでしょうか?
キムチ・豚バラブロックのコチュジャン付の付け合わせとしてお魚を食べたのでしょうか?
・・・・・・
いや、たしかに、食べたのでしょう。
「食」はいつも、「文化」を伴って、私たちの身近に確かに存在するのです。

今後も、一味違った食品にアタックしていきたいと感じた令和元年度第三四半期の初日でした。

K I U I
〜 終 〜

文責 M.H.

カテゴリー: 加工品 発酵食品