Tくんは待っています。
肉醤ができる日を。
バックナンバー:「にくしやうにつき 壱之巻 皐月二十日」
バックナンバー:「にくしやうにつき 弐之巻 水無月十四日」
あの日から、はや6ヶ月足らず。
やっと液状化が大半にまわりつつあります。
これにより、ふたを開けることなく、
まんべんなく撹拌(かくはん)することが可能となりました。
ーーー肉醤の唄が聞こえる
これでも やれるだけ 発酵してきたんだよ
心(ハツ)が 肝(レバー)を 追い越してきたんだよ
はるか昔から知る その姿
生まれてはじめて 何をどう見ればいいーーー
さて、研究活動には地道な努力が必須であり、
時間をかけて大きな花を咲かせることは、
日本の科学技術の発展に資するという国策の要(かなめ)でもあります。
肉醤とともに、
T君が強くたくましく成長してくれることを願っています。
文責 M.H.