吉備国際大学では、(株)是里ワイン醸造場・岡山県赤磐市役所との産官学連携により、ワインの開発を進めてきました。
醸造学科教授の眞山先生は、酒やワイン,パンづくりに利用できる酵母「Saccharomyces cerevisiae(サッカロミセス セレビシー菌)」の探索を長年続けており、一昨年秋、岡山県特産の冬ブドウ品種である「紫苑」からその分離に成功しました。
昨秋からは、同学科教授の井上先生(専門:醸造学)を中心として、学部学生らも参加し、是里ワイン醸造場にて,同酵母セレビシー菌「紫苑株」を用いたワインの開発研究に取り組みました。
試行錯誤の結果、無事に試作品が完成し、3月1日、赤磐市とともにお披露目会を開催しました。
今後は、「吉備国際大学ブランドワイン」として製品化し、一般消費者や飲食店に販売する予定です。
文責M.E. & A.H.