1月22日、南あわじ市大学連携推進協議会と南あわじ市が主催する”産官学民金”
マッチングカンファレンスが地域創成農学部で開催されました。
この会では地元の資源や技術を活かし、新たなビジネスを立ち上げるために
ニーズ(要望・必要なこと)とシーズ(資源・技術)のマッチングを図るべく
様々な企業、産業、商工業の方が総勢60名以上参加されました。
大学の方からも、来年度よりスタートする淡路特産「ナルトオレンジ」の
六次産業化に向けた総合研究について、栽培育種学分野の吉川(私)から
プロジェクトの全体像を説明し、食品加工化学分野の金沢功先生からナルト
オレンジの加工食品の可能性について発表させていただきました。
発表の最中に、加工品の一例としてナルトオレンジのピールやシャーベット、
ソーセージをお配りしたところ、「美味しい!」とご好評を頂きました。
その甲斐あってか、第2部のパネル展示で「是非連携させて欲しい」という
お声をたくさん頂き、ナルトオレンジにこれだけの需要があったんだという
ことを改めて認識しました。
学生にとっても様々な企業の中身を知るいい機会となり、とても得るものが
多いカンファレンスとなりました。この場をお借りして関係者各位の皆様に
厚く御礼申し上げます。
文:吉川貴徳、写真:地域連携センター
追伸
カンファレンスの様子が神戸新聞に載りました。