2015 年 11 月 22 日

伊賀祭(学園祭)に参加しました

 毎年11月に開催される順正学園の3校合同学園祭「伊賀祭」が、48回目となる今年は、10月31日と11月1日の2日間、岡山県高梁市にある「高梁キャンパス」を会場に行われました。
 南あわじ志知キャンパスの地域創成農学部からは、学生24名が参加しました。私たちは、「淡路島にゅうめん」の模擬店を出店し、さらに学部の圃場で今年収穫できた「タマネギ」、「米」そして「サツマイモ」を販売しました。こうした模擬店の出店は、学部としては昨年に続いて2度目となりました。
 2日間とも天候に恵まれ、大勢のお客様があり、にゅうめん323食、タマネギ114袋、サツマイモ41袋、お米19袋を売ることができました。

 この日のために、何日も前からみんなで協力して準備を進めてきました。お米の計量・袋詰め、タマネギやサツマイモの選別から袋詰め、にゅうめん販売のためにガスコンロや鍋など様々な道具を必要としました。準備は大変でしたが、たくさんの人に喜んでいただけたので、みんなで協力して準備した甲斐があったと思います。

 こうした一連の準備から販売までを実践することは、まさに農学部での学びそのものと一致していると思いました。普段は教室の中や圃場で、生産・加工・流通・販売・経営といったことを学んでいます。自分たちが生産したタマネギやサツマイモを袋詰めし、淡路島から岡山へ運び、価格を設定して、それを伊賀祭で販売する。大学で学んだことすべてが、一つの線となり繋がったことを体験できました。
 今回、こうした時間を仲間と共有できたことは、大学生活でのかけがえのない思い出となり、またこの経験が社会に出ても役立てることができると確信できました。
 また来年の伊賀祭への出店計画を考えると、心がはずむような気分となります。

文章 2年生 A

カテゴリー: 学生活動