2016 年 6 月 27 日

シェアハウス☆米作り!

八木馬回りのある農家さんの田をお借りして

米を作ることになりました

五月初旬

育苗箱に土を入れていくことから始まりました。

土を入れて平らに均すのが意外にも難しく、コツを教えてもらい

失敗しながらも54枚の育苗箱が完成しました。

五月中旬

買ってきた種米を袋に入れて水に入れておきます。

水に10日ほどつけて種まきをします。

 

五月下旬

いよいよ種まきです。

水が均等にならないと苗の成長にばらつきが出るので

地面を平らにしていきます。

レベルと呼ばれる測量機を使ってできるだけ平らにならしていきました。

とても本格的な作業です。

それから、木枠を組みブルーシートを敷きその上に育苗箱をおいていきました。

10日ほど水につけていた種米を水からだして撒いていきます。

 

種米が重なり合わないように撒くのが難しかったです。

上からさらに覆土をして

温度を上げるためにビニールハウス的なものを作り作業は終了しました。

ちょっとしたことで成長度合いが変わったり発芽しなかったりするので

初心者にはとても難しいことでした。

集落の水田さんに何から何まで手伝って頂き

まさにおんぶに抱っこでした。

来年ももしやるなら自分達で動けることが増えていければいいと思います。

 

六月ビニールハウス的な物の中をのぞくと

あら!なんとまあ!

苗が可愛く顔を出しているではないか!


毎日水をやっていって日々成長していくのをみると愛着がわいてきますね

しかし、素人の私たちが種をまいて覆土をすると 

生えてないところが多く、ハゲがたくさんできてしまいました。

そこで

他の農家の方々にあまっている苗を頂いて足りないところに使わせていただくことになりました。

 

6月11日代かきです。

代かきというのは田んぼに水をいれて水と土を混ぜ合わしていく作業です。

トラクターを使って混ぜていきます。

トラクターは初心者ということで最初は水田さんに一緒に乗ってもらって教わりましたー

今回借りさして頂いた田んぼの大きさは2反半(およそ畳が1500畳はいるんですんね)ととても大きいです!

およそ半日かけてトラクターを運転して二反半の田をかきまぜました。

運転の操作はそこまで難しくなく慣れれば簡単でした。

しかし、通った後をみると通っていないところがのこったり

かき混ぜるロータリーが適切な深さで掘れていなかったり

そういったところが難しいなと感じました。

 
1週間後、田植え前にもう一度代かきです。

もう一度代かきをすることによって土にたまったガスを抜くことができ、病気や成長不良を予防できるそうです。

だんだん夏も近づき暑いなかの作業になってきましたー

交代で乗っていき代かきを行っていきました。

2回目のトラクターの運転になりますが1回目と同じくムラがあったり掘れていなかったりしていました。

そこで、トラクタ―の後ろにはしごを引きずり平らにしていきます。

仕上げは水田さんに均していただきましたー

終わりよければすべてよし。 通っていないむらやタイヤの跡が消えてきれいになりました(笑)

 

そして三日後まちにまった田植えです。

朝一

軽トラに成長した苗を積んでいき薬をまいていきました。

ほんと成長がはやいですね
 
そして田植え機も貸していただいて田植えを行っていきます。

田植え機でまっすぐ進み植えていくという簡単なことでしたが集中をしていないと取返しがつかない失敗になります。

交代で乗っていき、2反半の田植えは終わりました!
 
この日たくさんの新聞記者や南あわじ市の市役所の方々が見にきてくださいました。

自分達がいかに貴重な体験をしているかが身に染みてきました。
 
いろいろな人の手助けを受けてなんとか田植えまで終わることができました。

ほんとうにありがとうございました。

住人I