先日、農業経済のゼミ学生(+他ゼミの学生)を連れて、
岡山県高梁市のブドウ農家さんに研修に行って来ました。
現在、ブドウ農家さんは、夏秋の収穫に向けて、「粒間引き」という作業の真っ最中です。
※粒間引き(摘粒)とは???
「粒間引き」は、文字通り、ブドウの「粒」を間引いていく作業です。通常、店で売られている(高級)ブドウは一房当たり約30~40粒ついていますが、間引く前の房には、もっと多くの粒(すなわち、花)がついています(咲いています)。粒間引きは、これらの粒または花を適切な数まで減らしていく作業です。この作業は、ブドウの最終的な出来栄えに大きく影響し、間引きの仕方によって、房の大きさや一房当たりの粒の量、ブドウの外形が決定されます。これらの要素は全てブドウの単価に直結するため、粒間引きは経営上とても重要な作業であると同時に、個々の農家さんによって技量の差が問われる、ブドウ栽培の醍醐味が詰まっています。」
間引き前 間引き後
※房の大きさは、ちょうど”スマホ”くらいです。
夜は、農家さんの庭でBBQ。ブドウ栽培や経営の面白さ・大変さなど、色々と貴重なお話しが伺えました。
秋の収穫・出荷時にも再訪予定です。
とてもよい研修旅行でした。
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