1日の実習は施設見学でした。
今回はあわじ島農協の育苗センターと淡路農業技術センターを
見学させて頂きました。
朝大学に集合し、バスで10分の育苗センターに到着。
こちらのセンターでは南あわじ管内の20%もの野菜苗を供給
しているそうです!
それだけの膨大な苗を生産するために、土詰めから播種、潅水
に至るまで工程はほぼ全て自動化されていました。
播種されたトレイは大きなベンチに載せられ、催芽用の
これまた巨大な倉庫に格納されます。ここに数日入れて
おくことによって野菜の発芽が促進されるそうです。
発芽したトレイはガラス室に運ばれ、農家さんに引き
取られるまで大事に育てられます。見渡す限り均一に
育っている野菜の苗が、まさに職員さんの努力の賜物
だなぁと見入ってしまいました。
育苗センターからバスで15分、淡路農業技術センターに
到着しました。こちらのセンターでは淡路島の農業技術を
上げるべく、新しい農業技術の研究、普及を行っています。
学生を2班に分け、農業と畜産の両方を見学させて頂きました。
昔から酪農の盛んな淡路では今でも多くの酪農家さんが
乳牛を飼われています。その搾乳を少しでも効率化すべく、
こちらの施設では最新の搾乳機を導入していました。
なんと天井に張り巡らされたレールを搾乳機が自動で牛の
ところまで移動していくそうです!
たっぷり半日使って様々な施設を見学させて頂きました。
こういう農業施設が大学の近隣にあるなんて、淡路は
本当にすごいところだなぁと改めて実感しました。
お世話になりましたセンターの職員の方々にこの場を
お借りしてお礼申し上げます。
吉川貴徳
(おまけ)
学生に人気だった生まれたての子牛ちゃん。
やっぱり子牛はかわええのぉ〜!