2016 年 12 月 4 日

12月1日 フィールド実習

1日の実習は施設見学でした。

今回はあわじ島農協の育苗センターと淡路農業技術センターを

見学させて頂きました。

 

朝大学に集合し、バスで10分の育苗センターに到着。

こちらのセンターでは南あわじ管内の20%もの野菜苗を供給

しているそうです!

それだけの膨大な苗を生産するために、土詰めから播種、潅水

に至るまで工程はほぼ全て自動化されていました。

 

播種されたトレイは大きなベンチに載せられ、催芽用の

これまた巨大な倉庫に格納されます。ここに数日入れて

おくことによって野菜の発芽が促進されるそうです。

 

発芽したトレイはガラス室に運ばれ、農家さんに引き

取られるまで大事に育てられます。見渡す限り均一に

育っている野菜の苗が、まさに職員さんの努力の賜物

だなぁと見入ってしまいました。

 

育苗センターからバスで15分、淡路農業技術センターに

到着しました。こちらのセンターでは淡路島の農業技術を

上げるべく、新しい農業技術の研究、普及を行っています。

学生を2班に分け、農業と畜産の両方を見学させて頂きました。

 

昔から酪農の盛んな淡路では今でも多くの酪農家さんが

乳牛を飼われています。その搾乳を少しでも効率化すべく、

こちらの施設では最新の搾乳機を導入していました。

なんと天井に張り巡らされたレールを搾乳機が自動で牛の

ところまで移動していくそうです!

 

たっぷり半日使って様々な施設を見学させて頂きました。

こういう農業施設が大学の近隣にあるなんて、淡路は

本当にすごいところだなぁと改めて実感しました。

 

お世話になりましたセンターの職員の方々にこの場を

お借りしてお礼申し上げます。

 

吉川貴徳

 

(おまけ)

学生に人気だった生まれたての子牛ちゃん。

やっぱり子牛はかわええのぉ〜!

カテゴリー: 実習