2017 年 7 月 23 日

7月20日 フィールド実習

20日は春学期最後の実習でした。

1限目は2年生の実習からスタートです。

2年生の実習では各班作付け計画を立ててもらっていますが、

課題作物としてスイカを作っています。

なので、最後の実習でスイカの品評会を行いました。

 

まずはいつも通り収穫作業から始めます。

今、圃場にはスイカやかぼちゃ、トウモロコシ、ナス、

トマトなどいろいろな作物が実をつけています。

わずか1週間の間にも実がどんどん成長して、収穫だけ

でも一苦労です!

 

この班はどのスイカを提出するか、話し合っている

ようです。大きさ、形、張り具合、どれにするか

迷ってしまいます・・・。

 

各班揃ったところで品評会スタートです!

重さを計ったあとは半分に割り、真ん中の一番糖度が

高いところを抜き取って糖度を測っていきます。

収穫のベストタイミングのものからちょっと未熟な

ものまで様々でしたが、非常に面白い体験ができました。

 

測定が終わったスイカはみんなで美味しく頂きます!

自分たちで作ったスイカは格別な美味しさです。

白いスイカは不人気でしたが(苦笑)。

 

2限目は1年生の実習です。

1年生の方もナス、トマト、ピーマン、カボチャ、

スイカの収穫を中心に行いました。

 

続々と収穫されてくるスイカ(驚)!

このスイカは俳優の杉良太郎さんと南あわじ市の連携で

誕生した南あわじ良太郎スイカという特別なスイカで、

栽培も難しいんです。ここ2年ほど、天候に悩まされて

収穫直前で全滅したりと失敗続きだったので、今年は

思い切って圃場と作り方を変えて大成功です!

 

いや、それにしても大豊作です(嬉)!

一株一果取りなので間引きの手間が半端ないのですが、

頑張って間引いた甲斐がありました。

 

作業が終わって、お待ちかねの試食タイムです!

私も上手くできた良太郎スイカの試食は3年ぶりだった

のですが、やはりシャリ感がよく、皮の際まで食べられて

スイカらしいみずみずしさは良太郎スイカならではです。

この出来なら、23日に美菜恋来屋で開催される良太郎

スイカの品評会も期待が持てそうです!

 

春学期の実習も今日で終わり、来週から試験期間に

入ります。夏休みを心置きなく満喫できるよう、試験

勉強頑張ってくださいね。

 

吉川貴徳

カテゴリー: 実習