今年で5回目となる植物保護シンポジウムは、「タマネギべと病の防除対策を考える」をテーマに、7月20日(木)に南あわじ志知キャンパス大講義室を会場に、開催しました。
鹿児島県や山口県の農業機関関係者や種苗メーカー、農薬メーカー関係者、また南あわじ市内でタマネギを生産する農業関係者や大学関係者らおよそ200名が参加した今回のシンポジウムでは、農業業界紙の取材を受けるなど、非常に注目度の高いものとなりました。
特別講演では、タマネギ産地である北海道そして佐賀県におけるタマネギべと病の発生状況と防除について発表があり、そして淡路島におけるタマネギべと病の発生状況と防除対策についての発表が行われました。その後、タマネギ生産者からの質問に対し、種苗メーカー関係者が応えるなど、活発な意見交換が行われました。
そして、本学石井教授による「薬剤耐性菌対策としての病害抵抗性誘導剤」、村上准教授による「イネにおける赤かび病菌の感染リスクについて」それぞれ発表が行われました。
関連リンク(吉備国際大学地域連携センター)
http://coc.kiui.ac.jp/news_event/1258/