2020 年 7 月 16 日

研究風景〜 ベニナルト 〜 (7/16)

少し感染者も増え始めていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
大学では、部分的に対面型講義も始まっていますが、
まだまだ大学に学生さんは少ないです。

大学では先生方はオンラインや対面講義の授業準備だけでなく、
研究も少しずつ進めています。

今日はベニナルトについて。
淡路島原産の柑橘、『淡路島なるとオレンジ』については
色々なところで触れていますし、大学でもHPを作っています。
吉備国際大学 X ナルトオレンジ

ナルトオレンジの研究も進めていますが、今注目しているのはナルトオレンジの派生種として
ほんの少し淡路島に存在している ”ベニナルト” です。
ナルトオレンジよりも赤みがかった果皮が特徴ですが、果実成分やその遺伝的背景などわかっていないことが沢山あります。


(左側:淡路島なるとオレンジ、右側:ベニナルト)

3月にベニナルトの発見者である谷口様から譲り受けた木を
大学のグラウンドに移植しました。

無事に根がついたのか2cm程度の果実が出来始めています。
来年にはベニナルトの実を使った実験ができればいいな〜と思っています。

文:arabi

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