2021 年 12 月 9 日

12月8日ベトナム・ハノイ国家大学外国語大学とのJENESYS交流会に学生たちが参加しました。

12月8日水曜日、吉備国際大学(KIU)外国語学部は、外務省のJENESYS2021プログラムの一環として、ハノイ国家大学外国語大学(University of Languages and International Relations, Viet Nam National University:ULIS-VNU)との交流会に参加しました。(一財)日本国際協力センター(JICE)のみなさんが、今次交流会の企画、運営、ファシリテーションをされました。ありがとうございます。

両大学の代表学生からの挨拶に始まりました。その後、大学、文化などの紹介プレゼンテーションがありました。吉備国の学生は、大学紹介、日本文化・岡山の食べ物並びにドラえもんのテーマソング(Video)を披露しました。ドラえもんの歌が始まると、チャットに、「Cute!」とか「かわいい!」など、たくさんのコメントがULIS-VNUの学生から寄せられました。
一方、ULIS-VNUの学生は、クイズによるベトナム紹介、ベトナム各地のお祭りや名物の食べ物を紹介してくれました。チャットには多くのリアクションが寄せられました。日本人学生にとっては新鮮な驚きがあり、ベトナムに行ってみたい!という気持ちが高まった。

その後、ブレークアウトセッションに移りました。31名の学生が5グループに分かれて、テーマに沿って議論しました。第1セッションのテーマは、「ベトナムまたは日本のどこに行きたいか?それはなぜか?」でした。自己紹介に時間が取られて、十分に議論ができなかったグループもありましたが、参加者の相互理解が進みました。親近感が高まった。セッション終了後、全体会議に戻り、参加者のフィードバックがありました。
続いて、第2セッションに分かれました。テーマは、「ベトナムと日本におけるポップ・カルチャー」です。日本人学生がどんなアニメがベトナムではやっているのか、人気があるのか?と質問すると、ドラえもん、ドラゴンボールなど、日本の有名アニメはほとんど知られているだけでなく、人気があると、ベトナム人学生が答えてくれた。あるグループでは、ベトナムの人気アイドルグループにはどんなものがありますか?との質問が出ると、ベトナム人学生からは、歌は基本的にはソロ・シンガーが中心で、アイドルグループはあまりポピュラーではないとの回答。歌だと、最近、K-POPが人気が高くなっている。それに対し、日本人学生からは、日本でもK-POPは人気が高いと伝えている。ベトナム人学生が、ポップ・カルチャーとしては、コスプレがブームになっていたり、ラップ・ダンスが盛んになりつつあると共有してくれました。日本人学生たちは、笑顔でうなづきながら聴いていた。セッション終了後、全体会議に戻り、学生からのフィード-バックがありました。

最後に、フォトセッションを行い、参加者全員のスクリーンショットを撮りました。これで解散となりましたが、チャットでの参加者相互のエールの交換が延々と続きました。名残惜しい、、、もっと、議論したかった、、、もっと、交流したい。日本で会いましょう。ベトナムで会いましょう。などのメッセージがオンパレード。KIU並びにULIS-VNUの参加学生の満足度がわかります。

ブレークアウト・セッション中は、SNSアカウントの交換などが積極的に行われました。そして、イベント終了後、KIU岡山キャンパスでは、ベトナムに留学したくなったと、つぶやく学生が複数出現するほど、大盛会のうちに終了できたことは欣快。このイベントから、日本人、ベトナム人学生たちの友情の輪が広がってもらいたい。

【外務省JENESYSプログラム】
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ep/page23_001476.html

【JICE Facebookリンク】
https://www.facebook.com/jice.exchange/

2021 年 12 月 7 日

12月5日D-Internship最終成果発表会が開催されました。

外国学科にはインターンシップという授業があります。
インターンシップでは、本学が協定を結んでいる「ANAクラウンプラザホテル岡山」や「両備スカイサービスカンパニー(岡山空港内)」等の一般企業や「D-Internship」の実習を受けることができます。
12月5日(日)には外国学科のある岡山キャンパスにてD-Internship最終成果発表会が開催されました。

「D-Internship」とは、龍の仕事展を活用した大学生のための人材育成プログラムです。
高梁川流域にある企業を知り、実習を通じて社会人に求められるPDCA実践力、自己啓発力や自己教育力を養成するためのプログラムです。
6月から事前研修が始まりPDCA実践を学び、毎年9月に倉敷アイビースクエア内にあるアイビー学館にて開催される龍の仕事展(企業展示・物品販売会)にて現場実習を受け、その後、12月まで事後研修を受けます。そして、学びの成果発表の場としてD-Internship最終成果発表会が開催されます。

12月5日(日)の最終成果発表会では、吉備国際大学、岡山県立大学、倉敷芸術科学大学の学生らが発表し、D-Internshipの講師の皆様、企業の方、各大学の先生やスタッフの方らが聴講しました。
6カ月間の長期の実習を経て、学生らは大きく成長していました。
今年の龍の仕事展は、新型コロナ禍ということもあり厳しい状況ではありましたが、過去最高の売り上げを出すなど活躍していた学生もいました。
他にも、自分の意見を伝える力、結果に対して安易に満足することなく改善し続ける姿勢、主体的に取り組む姿勢、勇気を出してチャレンジする気持ちが身についたという学生らもいました。
頼もしく成長している様子が感じられました。
今後も大いに成長し社会で活躍するものと期待できます。

D-Internshipと龍の仕事展については以下のURLを参考にしてください。

・D-Internship
http://project-g7.com/wordpress/

・龍の仕事展
https://wunion.exblog.jp/
https://www.facebook.com/TheWorksOfDragon/

2021 年 12 月 6 日

12月4日Hiking eventを行いました。

12月4日土曜日、外国学科の学生たちの親睦を深めるためにHiking eventを行いました。

行き先は、龍ノ口グリーンシャワーの森でふもとから龍ノ口神社まで登りました。

1年次から4年次までの各学年の学生が参加し、年次を越えて親睦を深めました。

全ての写真を掲載していませんが、写真から普段話す機会の機会のない年次の学生同士が、ハイキングの途中、話をしたり、同じテーブルで休憩したりと親睦が深まったことがよくわかりました。
(写真撮影の時はマスクを一時的に外しています。)

2021 年 12 月 6 日

12月3日ロールプレイで異文化理解を学びました。

金曜日3時限目に、1年生対象の専門教育科目「異文化理解」があります。12月3日は、11月12日のワークショップに引き続き、国際協力機構(JICA)の職員2名、JICA中国の新川さんとJICA岡山デスクの北脇さんに講師として来ていただき、異文化理解ワークショップをしていただきました。テーマは「多文化共生と「私」」です。90分間の授業ですが、ロールプレイをして講師の課題に取り組みます。なぜだ?どうして?30名の学生は大いに議論して、グループの意見を取りまとめます。異文化理解の神髄に触れることができました。

まず、北脇先生がジャマイカ時代の経験をもとにした小話とクイズをしていただきました。その後、各グループにカードのセットが配られ、一つの意味のある文章を考えるゲームをしました。これがアイスブレークとなりました。最後まで苦戦したグループ、すぐに正解がわかったグループ、様々でした。

第1ラウンド
地震が起きた後、3日経過。場所は、避難所。地域住民、外国人、帰宅困難となったサラリーマンなど多くの人が集まっている。みなさん疲労困憊。その中で、外国人のみなさんがお祈りを始めました、、、
外国人役、地域の世話役などの役割が割り振られ、役割に合わせ自己紹介をし、配布されたシナリオを読んでいきます。アドリブを入れてもOK。ん???という気持ちから、自然に議論が盛り上がりました。
その後、各グループの成果を紙に書きだし、ホワイトボードに掲示して情報共有をしました。

第2ラウンド
2011年の東日本大震災・津波後の避難所で実際に起きたとされるケースをもとにロールプレイをしました。
外国人=困っている人?外国人の「自立」とは何か?いつまで支援を必要としているのか、、、むつかしい課題です。学生たちは果敢にチャレンジしました。議論の成果が発表されましたが、圧巻は、「18歳になったら一人前と言われるけど、でも実際はできないことのほうが多い。周りの人の支援なくして生きていけない。支援が必要なのは、外国人とは限らない。日本人だって、だれも一人で生きていけるわけではない。」とあるグループが発表してくれました。核心を突いている!

最後に、新川先生からラップアップ講義がありました。

来年度もよろしくお願いします!!!

*JICA国際協力出前授業の一環で実現した授業です。JICA関係者のご理解とご尽力に感謝します。

2021 年 12 月 2 日

12月2日日本の芸術の授業で手水、声明について学びました。

12月2日木曜日3時限、山﨑仙狹先生の日本の芸術の授業で手水(ちょう・ず)、声明(しょう・みょう)について学びました。

最初に前回に引き続き、お箸とお茶碗の持ち方、箸を手に取るところから箸を置く一連の所作を学びました。

紙コップと使った割りばしを用いて柄杓を作り、神社仏閣などで身を清める手水の所作を学びました。

その後、山﨑仙狹先生がご持参された、二つの宗派の声明CDを聞いて、普段の聞きなれている音楽との違いを体感しました。

学生さんに声明にあわせて太鼓をたたいてもらいました。

2021 年 11 月 26 日

岡山キャンパス軽音サークルが伊賀際2021写真・動画コンテストで最優秀賞受賞

岡山キャンパスにはいくつかのサークルがあります。

その中で、軽音サークルが吉備国際大学の学園祭、伊賀際2021内のコンテスト企画「伊賀際2021写真・動画コンテスト」に応募し、最優秀賞を受賞しました。

審査結果は、11月7日の伊賀際Youtubeライブ配信で発表されました。

おめでとうございます。

動画のはじまりの部分の静止画をここで掲示します。

動画(Youtubeサイトへの)のリンクはこちら

2021 年 11 月 25 日

11月25日日本の芸術の授業でお箸のことについて学びました。

11月25日木曜日3時限、山﨑仙狹先生の日本の芸術の授業でお箸のことについて学びました。

客人を食事でもてなす際に使用するお箸について、箸袋の意味や作り方、そして紙にまつわる日本の文化についての講義を受けました。

学生一人ひとりが箸袋作り、また、お菓子などの置く懐紙の折り方やアレンジの仕方などについても学びました。

身近にある紙ですが、客人をもてなす際の紙製品を使う意味について学ぶことができました。

2021 年 11 月 19 日

11月17日卒業論文に向け、英語で中間発表(池上ゼミ・畝ゼミ)

17日(水)3限目、池上ゼミと畝ゼミの4年生8名が、卒業研究の中間発表を行いました。この8名は、卒業論文を英語で書くコースであるため、中間発表も英語で行われました。1名は現在、教育実習中であるため、Videoでの参加でした。研究テーマは以下のとおりです。これまでの研究活動で集めたデータをもとに、分析結果やそれに基づく考察、想定される結論を発表しました。研究が進んでいるゼミ生もいれば、資料の収集・分析に時間がとられているゼミ生もいました。

この発表会には、3年生ゼミ生も参加します。4年生の中間発表に対し、3年生ゼミ生がコメントしたり、不明な点などを質問します。コメント、質問もすべて英語です。これを通じて、3年生は来年に向けて学びます。「卒業研究のイメージがわいた」などのコメントがありました。

卒業論文はこれから佳境に入ります。1月14日が提出締め切りで、2月第1週に卒論の発表会・審査会があります。

Program of Presentation: Progress Report
1 “Do mannequin displays affect purchase behaviors of university students? ~Case of UNIQLO~”
2 “Why is indirect lighting unpopular in Japan?”
3 “How People Choose Books in Bookstore?”
4 “The Attitude Survey for Used Cars of the University Students and Examination of Sales System of Used Cars”
5 “Reconstruction of Okayama -What happened? Who made it?-”
6 “What Leads Young People to Juvenile Delinquency?”
7 “Are Japanese Restaurants Comfortable for Foreigners?”
8 “What Motivates People to Do Volunteer Work?”

2021 年 11 月 18 日

11月17日地域ボランティア実習第1回活動報告会を開催しました。

11月17日水曜日2時限、大講義室にて、外国学科での開講科目、地域ボランティア実習の第1回活動報告会を開催しました。

今年も、8月から多くの学生が、岡山市で開催されるサッカーJ2リーグ「ファジアーノ岡山」のホームゲームでのボランティアスタッフとして参加しています。ボランティア実習は12月まで続きますが、受講生のうち4名がすべての日程を終え、活動報告を行いました。

報告会では「ボランティア実習を通して、ファジアーノ岡山のスタッフの方、ボランティアの先輩方の情熱や温かさに触れることができました。地元の方に愛されているチームだと心から思いました。」とボランティアを通して学んだことなどを語ってくれました。

ボランティア実習を通して、人々と共にふれあい、社会に貢献しようとする心や姿勢を持ち、地域社会で活躍できる力を養ってほしいと思います。

2021 年 11 月 15 日

11月12日ゲームを通して異文化理解を学びました。

金曜日3時限目に、1年生対象の専門基礎科目「異文化理解」があります。11月12日は、国際協力機構(JICA)の職員2名、JICA中国の新川さんとJICA岡山デスクの北脇さんに講師として来ていただき、異文化理解シュミレーションをしていただきました。90分間の授業ですが、ゲームを中心としたワークショップなので、熱中しているとあっという間に過ぎてしまいました。大きな声は出せないものの、え!どうして?という気付きを得ながら、34名の学生は大いに盛り上がりました。そして、異文化理解の神髄に迫ることができた。

まず、講師のお二人から簡単な自己紹介と授業の進め方に関する紹介がありました。グルーピングをするため、あらかじめ4つに切られた写真の一部を各人に配布し、号令とともに「無言で」仲間を探してグループを形成するというもの。換気に注意しているとはいえ、大声を出すとやはり感染のリスクが高くなるので、「無言で」仲間を探すというのは大変です。

形成されたグループで、ゲーム「バーンガ(Barnga)」をしました。学生たちは、声を出して行うグループワークには慣れていますが、無言で行うワークには慣れていない。しかし、それぞれのグループが工夫しながらコミュニケーションをとっていた。留学生たちも楽しそうにゲームに興じている。1回目、2回目、そして、3回目のラウンドでは意外な展開が、、、

授業の中では、新川先生からウズベキスタンでのJICAボランティア経験と異文化体験をレクチャーしていただきました。中央アジアのウズベキスタンは学生にはなじみがない国でしたが、新川先生のお話を聞いて興味・関心がわいたはず。
グループで、「異文化理解に必要なこと」を議論し1枚に取りまとめ、ホワイトボードに貼ってそれぞれのグループの成果の共通点を見出しました。

その後、色違いのシールを用いた「仲間探し」ゲームをしました。無言で行うゲーム、、、これもまた、講師による「意外な」説明、解説があり、学生たちは目を丸くしていた。

総まとめとして、ユネスコ憲章前文の第1文「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」を学びました。

最後に、受講者を代表して学生2名が新川先生と北脇先生に、授業の感想とお礼がありました。「考えていることと自分の実際の行動のギャップに愕然としました。」「また、来てください!」と。

*JICA国際協力出前授業の一環で実現した授業です。JICA関係者のご理解とご尽力に感謝します。