2021 年 3 月 6 日

鹿肉ソーセージ

学生達の取り組み紹介です。

農作物被害がある農家さんに話を聞いて

自分達で箱罠を設置しています。

狩猟免許をとって、

狩猟税を払い、

朝、七時ごろから地域の畑が荒らされていないか毎日、見回りをしています。

罠に獣がかかると

止め刺しをして

自分達でなんとか購入した軽トラックに乗せて

大学のジビエ施設に持ち込み

解体して

熟成にかけ

部位毎に分けて

「美味しい」精肉にします。

そんな精肉を篠山ハムに依頼して、「鹿肉ソーセージ」の試作品が出来ました。

実は、今3月6日7日限定ですが、洲本市のご飯屋さんで試食アンケート調査をしています。
一般消費者の率直な意見を聞いて、より美味しいソーセージにする予定です。

この「美味しい」お肉にすることがとても大切です。

「自然獣から農業を守る」ことを第一目標に活動しているのですが、

もう一つ大切なことが、

捕獲した獣は、9割以上が捨てられています。

学生達の第二目標が、「命を無駄にせず美味しく食べる」です。

最終的に、皮や骨、内臓など余すことなく活用したいと思っています。

その第一歩として、まずは美味しいジビエ加工品作りを目指しています。
完成したら是非ご賞味ください。

文責K.K.