2015 年 6 月 4 日

6月4日 フィールド実習

4日は1年生の実習でした。

 

今日は待ちに待った玉ねぎの収穫です!

 

この玉ねぎは昨年の12月に今の2年生が凍える寒さの中、

一生懸命植えてくれたものを今年の1年生に収穫してもらいます。

そして今年の1年生が植えた玉ねぎは来年の1年生に収穫して

もらい、脈々と受け継がれていくバトンのようになるといいなぁ

なんて思っています。

 

玉ねぎの収穫作業は、玉ねぎを引き抜いてPPテープで結束し、

乾燥小屋に吊るという3つの作業を行います。まずはみんなで

一斉に引き抜きを行います。さすがに人数がいると作業が早い!

 

続いて、PPテープで玉ねぎを結束します。結束の仕方には

いろんな方法があるようですが、農家さんから簡単で確実な

方法を教わり、12〜13個の束をどんどん作っていきます。

 

最後に玉ねぎの束を2つ繋げて木の棒(なる)にかけて風乾貯蔵します。

こうすることで玉ねぎの表面が乾燥して長期間保存できると同時に

太陽の光を浴びてケルセチンという色素が沈着し、それは見事な色の

淡路玉ねぎができあがります。

 

圃場の半分ほどを収穫して今日の作業は終了!

学生は収穫した玉ねぎを両手いっぱい持って帰り、

帰りのバスは玉ねぎ臭でした(笑)。

 

来週は2年生の実習です。

来週も引き続き、玉ねぎの収穫です!

 

吉川貴徳

カテゴリー: 実習