玉ねぎの収穫が終わり、いよいよ田植えの季節がやってきました。
「え?今頃?」と思われる方も多いでしょうが、淡路では野菜が終わってから
田植えなので、全国平均より遅めなのです。
学生さんの協力もあって今年も無事に玉ねぎを吊り終えました。
今年は4月ごろの天候不順で病気が多発し、玉ねぎの生育が不十分で
全国的に価格が高騰していますが、幸いなことに大学の玉ねぎは
そこそこ出来が良くて一安心です。
玉ねぎ後の圃場に元肥を入れ、水入れ前の荒鋤きをしておきます。
早いもので地域創成農学部の1期生がもう3年生となり、今年から
研究室に配属されてそれぞれの専門分野の勉強が始まっています。
うちのラボ(栽培育種学分野)でも研究材料の栽培に圃場を使うので、
3年生の学生さんと一緒に作業を進めていきます。
トラクターをかけている間に時間があったので、南あわじ良太郎スイカの
様子を見てきました。写真は小玉スイカですが、6月中旬ごろに交配した
ものがスクスクと大きくなっていました。小玉の方は32日前後で収穫できる
ので、食べられるのは7月中旬ごろかな?
今年は子づる3本仕立ての1果取りなので、1株に1つしか実をつけられないので
カラスにつつかれたらアウトです。しかも今年は特にカラスの食害が多いので、
念のために防鳥ネットを掛けました。
今週末はいよいよ田植えです!
でもその前に明日は2年生の実習です!!
吉川貴徳