2015 年 6 月 24 日

田植えの準備

玉ねぎの収穫が終わり、いよいよ田植えの季節がやってきました。

「え?今頃?」と思われる方も多いでしょうが、淡路では野菜が終わってから

田植えなので、全国平均より遅めなのです。

 

学生さんの協力もあって今年も無事に玉ねぎを吊り終えました。

今年は4月ごろの天候不順で病気が多発し、玉ねぎの生育が不十分で

全国的に価格が高騰していますが、幸いなことに大学の玉ねぎは

そこそこ出来が良くて一安心です。

 

玉ねぎ後の圃場に元肥を入れ、水入れ前の荒鋤きをしておきます。

早いもので地域創成農学部の1期生がもう3年生となり、今年から

研究室に配属されてそれぞれの専門分野の勉強が始まっています。

うちのラボ(栽培育種学分野)でも研究材料の栽培に圃場を使うので、

3年生の学生さんと一緒に作業を進めていきます。

 

トラクターをかけている間に時間があったので、南あわじ良太郎スイカの

様子を見てきました。写真は小玉スイカですが、6月中旬ごろに交配した

ものがスクスクと大きくなっていました。小玉の方は32日前後で収穫できる

ので、食べられるのは7月中旬ごろかな?

 

今年は子づる3本仕立ての1果取りなので、1株に1つしか実をつけられないので

カラスにつつかれたらアウトです。しかも今年は特にカラスの食害が多いので、

念のために防鳥ネットを掛けました。

 

今週末はいよいよ田植えです!

でもその前に明日は2年生の実習です!!

 

吉川貴徳

カテゴリー: ゼミ活動