7月13日(月)アメリカ合衆国およびブラジルにある本学の交流協定大学からの訪日団のかたと岡山キャンパスにて国際交流しました。
訪日団は、アメリカ合衆国からライト州立大学、フィンドリー大学、ブラジルからパラナ連邦大学、パラナカトリック大学と4大学で構成されています。
6月30日に来日歓迎会を行いました。その後グループ校を訪問したり、週末にホームステイされたりと日本文化を学んでおられます。
今回、外国学科の学生たちと国際交流を深めるプログラムを設定し、日本の学生たちの様子を知っていただきました。
プログラムの内容を写真を交えながら紹介いたします。
1.訪日団のかたによる大学紹介プレゼンテーション
パワーポイント等を使用され、大学の様子や大学の位置する都市の特徴などを紹介されました。

2.Ice breakers/ mingling activities(アイスブレイクゲームと友達づくり)
経験や特技などを人に聞きまわって友達づくりをするプログラムです。
アメリカの大学の方には質問が英語、ブラジルの大学の方にはポルトガル語、本学の学生には、日本語で質問が書いた用紙を一人ずつ配布されました。
その質問に合致する人を探し、名前を記入することになります。
人に質問する場合は、英語です。
一例をあげると、「骨を折ったことがある人」、「有名人に会ったことがある人」等々。該当のかたを探し、そのかたの名前を記入します。
12項目ありましたが、30分程度ですべて満たしたかたもいました。

3.昼食
昼食は、食堂でとりました。日本人学生と外国のかたとがかたまらず会話がはずんだ昼食となったようです。

4.剣舞
2年次生の岡本君が前回に引き続き、剣舞を披露してくれました。場所の都合上、訪日団の方のみ和室に入っていただき畳の上に座って見ていただくことにしました。
岡山にゆかりのある宇喜多家にまつわる曲をかけながら剣舞を披露してくれました。
訪日団のかたは、まじかで見るため迫力を感じて、感動されておられました。また、終始を動画を収められていました。

5.うらじゃ踊り
食堂にて、岡山市でポピュラーなうらじゃ踊りを全員で踊りました。リーダーは2年次生の倉田さんです。
最初は5つのグループごとの輪になりました。倉田さんの踊り方の説明も参加者全員すぐに覚えることができました。
曲に合わせて踊っていきますが、盛り上がりました。
最後に全員で一つの輪になって踊りました。

6.Photo scaveger hunt
グループに与えられた課題の写真制限時間内に撮ってくるゲームです。できるだけグループ内は、本学科の学生1年次生と2年次生、訪日団のかたというグループにしてます。
お互いに助け合いながら設問を考えながら写真を撮ります。設問は、日本語、英語とバラバラです。
意思疎通の必要がありますので交流にはいいゲームでした。
最後に1~4位のグループには、表彰とプレゼントがありました。
暑い日中でしたが、屋内外で一つずつ協力しながら設問を解くという非常により国際交流のプログラムでした。

7.See you againパーティ
ドリンクやスナックを飲食しながら、話し合ったり、写真を撮り合ったりして、お互いの親睦を深めました。
この夏から訪日団の大学に交換留学をする学生もいますので、さよならというよりは、See you again
のあいさつがふさわしい会でした。


7月2日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業で立居振舞について学びました。
和室に移動し、まず座り方からです。
一畳に二人ずつ座りました。
正座から立つときの作法、正座の姿勢で体の向きを変える作法、お座布団への座り方などを学びました。

そして、お茶をたてるときに使う道具などの説明を先生がされました。
抹茶を入れるなつめ、なつめから茶さじで抹茶をすくい、茶碗に入れるところを説明くださりました。

つづいて、座ってお抹茶とお菓子を頂きました。
最終授業日までに、他人にふるまうことができるよう、今回が一番最初の練習です。
先生が、一人ひとりの茶碗に抹茶粉とお湯を入れてくださり、学生自身が、茶筅を使って抹茶を立てました。
写真は、お菓子とお茶を頂いた後、今後の回の説明をされているところです。

今後の授業を受講しながら、自分たちでお茶をたて、お客様にふるまえるよう、所作のほかに知識も修得していく予定です。
6月27日(土)~28日(日)と南あわじ志知キャンパスを中心に研修に行きました。
今回は、2日目の様子をお伝えします。
9時に学園バスにて国立青少年の家を出発し、イングランド丘に行きました。
一見テーマパークのようですが、南あわじの農・食・観光を一つにまとめ、理解できるような施設でした。
特産の南あわじ牛乳を使ったジェラート屋さんや農業特産市場なども併設しています。

その後、バスで大鳴門橋記念館に行きました。ここでは昼食も兼ねています。
淡路島にはご当地バーガーがたくさんありますが、ここでは、淡路島産のたまねぎをつかったバーガーを食べることができました。
展望台からはうずしおを見ることもできます。あいにく、見ることはできませんでした。


自由見学や昼食のあとバスにて出発し、岡山キャンパスに無事に戻ってきました。
6月27日(土)~28日(日)と南あわじ志知キャンパスを中心に研修に行きました。
この研修旅行は、「日本人の主食である米を自分たちの手で植え、収穫しましょう!」のコンセプトで日本の食文化を知っておくことを目的としています。
また、南あわじ志知キャンパスの学生さん、先生がたとの交流も含めています。
自由参加としていますが、学年を問わず、また、交換留学生も参加してくれました。
今回は、1日目の様子をお伝えします。
9時に学園バスにて岡山キャンパスを出発し、11時30分には南あわじ市に到着しました。国立淡路青少年交流の家で昼食のあと、直接、大学の圃場(ほじょう)に行きました。
既に田植え用の服装に着替えていましたので、早速、苗取り(植えやすいように苗をほぐして、わらで束ね直すこと)をしました。
地域創成農学部の吉川先生から稲の束ね方、わらのくくり方を丁寧に指導していただきました。
束ね終わると水田に投げ入れました。

次は、田植えです。時折、雨が降りましたが、暑くもなく、作業には快適でした。
地域創成農学部のみなさんのお手本をみながら、外国語学部の学生たちが水田に入り、一列に整列し、苗を植える間隔をマークしたビニールテープを目印に植えていきます。
一列植えると学生たちが後退して、テープが一定間隔で移動されます。
先ほどと同じように目印の箇所に植えていきます。
地域創成農学部の2年次生、1年次生、外国語学部+農学部の学生さんが、それぞれ田植えを一列ずつ行い、およそ30分で終えました。
やはり、農学部2年次生の列は作業が速かったです。

田植えのあとは、足を洗い、バスに乗車後志知キャンパスに移動し、着替えをしました。
17時から食堂で開かれた「さなぶり祭」に参加しました。
地域創成農学部学部長 谷坂先生のご挨拶からはじまりました。
立食をしながら交流が弾みました。
また、農学部の先生方、学生さんの手作りイノシシソーセージも中庭のバーベキューコンロで焼いてふるまっていただきました。
大変、おいしかったです。
中庭で全員での記念撮影のあと、湧田先生から、歓迎会へのお礼で会をお開きにしました。
その後、別れを惜しみながら、青少年交流の家に帰り、宿泊いたしました。



南あわじ志知キャンパスの教職員のかたがた、学生のみなさん、有意義な1日を過ごすことができました。大変ありがとうございました。また、玉ねぎをたくさんお土産にいただいきありがとうございました。
収穫にも参加したいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします。
6月4日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業で庭について学びました。
はじめに日本における庭の歴史について学びました。
日本では、明恵上人、栄西禅師にかかわったこと。
中国の「林泉(りんせん)」が日本に伝わり、盆石、露地、茶庭、庭園、別業、別荘と呼ばれるものとなったということです。
そして、講義室の机の上で一人ひとりが石を7個並べ、盆石を作りました。
それぞれのイメージを発表し合いました。


続けて、神社仏閣に参拝する時茶室に入るときに身を清めるのに行う、手水(ちょうず)の作法や水が無いときに行う柴手水の作法も先生から学びました。
5月28日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業でお香について学びました。
講義室で香の歴史を最初に学びました。沈香(じんこう)のこと、そして、香をたいて着物をかぶせる道具など、配布資料に沿って説明がありました。
香のかおりをたしなむときには、「香を聴く(きく)」といいます。
また、季節により楽しむ香があること。
そして、塗香(ずこう)と言って体に香をつけることを先生の実演から学びました。実際に先生がお持ちの香を受講生全員に手首に振りかけていただき、両手首を重ねてこすり、香を楽しみました。


そのあと、和室に移動し、夏の香である荷花(はす)のお香をたいて受講生全員で聴きました。


5月24日(日)13時30分よりミニオープンキャンパスを開催しました。
本年度第1回目となるオープンキャンパスです。
以下のプログラムで開催しました。
1.全体および学科紹介
2.ミニ講義
3.キャンパスツアー
4.AO面談および学生生活相談
簡単に模様をお伝えします。
1.全体および学科紹介
入試広報室のかたから受験についての説明のあと、湧田学科長から、学科で学ぶことあるいは、社会に出るために準備など大学生の学びについて説明がありました。

2.ミニ講義
ワーナー先生が担当され、”All about England in English”のタイトルで、ワーナー先生の出身のイギリスについて英語で授業が行われました。
教室は、CALL教室で、在学生が普段受けているのと同じスタイルです。
イギリスについて、参加の生徒の皆様に先生が作られたプリントを配布され、問題を解いていくという内容でした。
プロジェクターには、イギリスの地図が表示され、イングランド、ウエールズ、スコットランド、北アイルランドの地域について説明がされました。


3.キャンパスツアー
ミニ講義のあとワーナー先生の引率でキャンパスツアーを行いました。
特に、2号棟は、木の香りがし、和室からは畳の香りがするため、参加者の皆様は、関心を持たれていました。
4.AO面談および学生生活相談
今回は、1年次と2年次の在学生に協力を得まして、学生生活について学生目線で説明や質問に答えていただきました。
1年次生は入学して1か月経っていますが、高校生の皆様とは一番近い存在です。
また、2年次生は、この秋学期から留学に出かけますので、その準備のことなど熱心に対応してくれました。
良く晴れた日で少し暑い日でしたが、参加いただき誠にありがとうございました。
お手伝いいただいた在学生のかたがた、ありがとうございました。
次回のミニオープンキャンパスは、6月13日(土)13時30分からです。
申込・詳細は、以降のオープンキャンパス情報は、本学のオープンキャンパスオフィシャルホームページ
http://www1.kiui.jp/pc/opencampus/
をクリックをしてご覧ください。
5月21日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業でお菓子を作り、懐紙の折り方について学びました。
今回作ったお菓子は、ふの焼(行者餅)と呼ばれる古代のお菓子です。
味噌を薄く焼いた生地でくるんだお菓子です。
材料は、小麦粉、味噌、黒砂糖、クルミ、少量のけしの実とピーナッツオイルと水です。
生地に包む「あん」は、細かく砕いたクルミと黒砂糖、味噌、けしの実とをよく混ぜて先生が作ってくださりました。
包む生地は、先生のお手本を覚え、学生たちが各々つくりました。
小麦粉を少量の水とまぜ、それをピーナッツオイルを引いた熱したフライパンに薄くのばして両面を焼いていきます。
できあがったら、先ほどの「あん」を包みます。
並行して、先生から、懐紙の折り方を学びました。
そして、懐紙の上に「あん」を包んだふの焼をのせ、試食しました。
手軽に素早くできるので、海外に出かけた時に日本のお菓子の紹介ができると思います。




5月7日(木曜日)1-2時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業にて献茶の式と栄西踊りの奉納をしました。
今日の2回分の授業は、日本におけるお茶のルーツを切り開いた栄西(ようさい)禅師の生誕の地にて栄西禅師に献茶し、
学ぶ意識を高めるほか、文化的に献茶とはどのようなものか、また、奉納とはどのようなものかを実体験を交えて学ぶことが目的です。
なお、栄西禅師の生誕の地は、吉備津神社の近く、徒歩5分のところにあります。
献茶は、本学園を代表して加計美也子理事長により執り行われました。参列した学生は、山﨑先生の進行に従い、二拍し、礼をしました。
その後、加計理事長、山﨑先生そして学生が生誕の碑を囲むようにして栄西踊りを踊り奉納しました。
そして、お供えのおさがりのお菓子と抹茶を参列いただいた地域のかたと一緒に頂きました。
また、日本のお茶の文化のよりどころとなる生誕の地を整備し、日々守っておられる方々がおられ、地域文化との横のつながりも知ることができました。
今回は、山陽新聞社様をはじめ、日々お世話をされている地域の方々のご協力のもとこのような授業が開催できました。
大変お世話なりました。心から御礼申し上げます。
式のあと、栄西禅師とゆかりのある吉備津神社に参拝し、国宝や重要文化財の建造物などを見学し、知識を深めました。
特に、交換留学生の学生さんは興味深いものと感動していました。




4月23日(木曜日)3時限、山﨑 仙狹(せんきょう)先生の日本の芸術の授業で栄西踊りについて学びました。
栄西踊りは、学生たちが献茶の式で奉納する予定です。
まず、栄西(ようさい)禅師のことについて学びました。中国よりお茶の実を持ち帰ったことなど、茶とのつながりについて学びました。
そして、岡山の吉備津神社の近くで生まれたことなど岡山とつながりが深いことを学びました。
そのあと、現在まで伝わってきた栄西踊りの歌詞を読み、CDを聞きながら踊り方を学びました。

