10月23日に表記の教科書「行動変容を導く!上肢機能回復アプローチ 脳卒中上肢麻痺に対する基本戦略」が発売されます。この教科書は本学の作業療法士である竹林崇准教授が編集を務めた「CI療法」に関わる書籍になっています。
CI療法とは、医師や療法士が治療を決定する際に、参考にするガイドラインにおいて、リハビリテーション医療の中で最も推奨されている「レベルA」を有する治療法です。竹林准教授は、前勤務地の兵庫医科大学病院時代から、この手法に取り組んできた研究者です。
この教科書は、CI療法について、国内外で彼らが取り組んだ研究を中心に、最新情報を詰め込んだ内容となっています。麻痺手を使うことで、長期的な効果を生み出す。では、麻痺手を患者さんに使ってもらうためには?臨床の作業療法士が最も悩む難題です。
その問題点について、本書籍では、CI療法という手法を用いて、「麻痺」、「行為」、「認知」、「行動」と言った多角的な側面からのアプローチ方法と根拠を詳しく記載しているものです。本書籍は、現在、発売前の段階で、Amazonの作業療法学カテゴリでベストセラー1位と注目されています。
もし、脳卒中後上肢麻痺に対する最先端治療にご興味がありましたら、是非ご覧になってください。