今年も基礎作業実習2がスタートしました.
この科目は2年生対象に,関連施設である特別養護老人ホームで
様々な作業活動を利用者様と行う実習がある科目です.
2年生は,この日をとても楽しみにしていたようで,施設に出かける前から
わくわくしていました.
準備万端でのぞみました!!
この日は,利用者様にお会いするのが初めてだったため,
学生は自己紹介を行い,一緒にほうれん草,大根,小松菜などの種まきを行いました.
これは,ベジトラグというプランターにサラダ菜を植えているところです.
写真ではわかりませんが,このベジトラグは車いす利用者でも楽々
作業ができるプランターになっています.
深さも結構あるので大根などにもおすすめです.
あまった時間で芋掘りも行いました.
今年もたくさん取れましたが,人数分あるかな・・・?
植えたあとは,一休みです.
立位で作業をされている方もいらっしゃって,疲れた方も
おられたようです.
ベジトラグを囲んでお話をされています.
今日初めて会った学生も,もう打ち解けて楽しそうな話し声が
聞こえてきました.
作業後は,学生と職員と教員で活動についての意見交換会を
行います.
学生は,利用者様の様子,関わりなどを職員の方に報告します.
「植えるとき,楽しく,積極的にしていただけた」
「よくおしゃべりができ,過去の生活歴を聞くことができた」
「植える際,あれこれ,利用者様が教えてくださった」
などの感想が聞かれました.
このように,作業療法学科2年生の基礎作業実習は,臨床現場で
様々な作業活動を行って行きます.
もちろん,学内でも練習を行っています.
今年は,押し花,写真立て作成,ねんど,ハーバリウム,
毛糸を使ったリース作り,カイワレ大根などを行う予定です.