2015 年 2 月 16 日

作業療法学科特別講演会開催

先週土曜日は、作業療法学科で特別講演会が開催されました。
テーマは「聴覚障害者への理解と対応について」で、40分講演でした。
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御縁あって大阪から、聴覚障害の当事者であり作業療法士でもある奥田先生
に御来校頂き、貴重なお話を聞かせていただけました。

聴覚障害の特徴や、聴覚障害者と言っても人によって障害像は様々であること
を学び、アイコンタクトを取りながらコミュニケーションを行ない、相手の障害像に
合わせた対応を取る重要性を学びました。

伝音性難聴と感音性難聴の説明を視覚的に学ぶという新鮮な経験でした。

(実は前日の13日から、障害学生支援についての国際学会が我が国で開催されていました。)
講師の先生は老人性の難聴は感音性難聴の型が多いから・・・と仰って学生に
わかりやすいように説明下さいましたが、臨床で出会う聴覚障害者は患者さんだ
けでないかもしれません。我が国の障害学生に対する高等教育支援は海外と比
較して30年程遅れを取っているようですが・・・、それでも我が国の障害学生の進
路選択の幅は広がり、高等教育機関への進学にチャレンジされる人も増えている
ようです。
もし身近に聴覚障害の同僚がいたら?という気持ちで聴くにも貴重なお話でした。
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バレンタインデーでしたが、2,3年生中心の参加者は資料にメモを取りながら、集中
して聴講していました。その姿にも感動です。

「緊張して、笑いを交えた講演ができなかったぁ~」って奥田先生。いえいえ!!!
参加者は先生の素敵な笑顔に魅了されていましたよ❤!本当にありがとうございました。

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