2019 年 12 月 10 日

12月5日フィールド実習

今日はJAあわじ島野菜育苗センターと県立淡路農業技術センターへ見学しにいきました。
まずは育苗センターに参りました。
淡路島レタスはブランド品として全国市場より高い評価を受けており、多くの淡路島農家さんは栽培しています。
野菜栽培農家さんの育苗作業を省力化機械化、そして生産量を安定するために、この育苗センターが建設しました。

センターに入って、すぐに大きなレタス種子専用播種機があります。播種能力が400トレイ/時、レタスコート種子対応だそうです。

播種したトレイをトランスポーターにて発芽室、冷蔵室へ自動入出庫します。

植物体に最適な生育条件を揃えて、最後に元気なレタス苗を育てて、農家さんの手元に届きます。

続いて、県立淡路農業技術センターへ向かって、農業部と畜産部を見学しました。
現代農業は機械化だけではなく、AIの導入も進んでいます。
たとえばドローンを使って、レタス畑の生育状況を把握し、病気を発生すれば、早い段階で発見でき、すぐに対応できます。

淡路島はカーネーションが有名で、農業技術センターではカーネーションに関する研究も行われているそうです。

そして皆さんは防塵服を着て、乳牛のある畜産部へ移動しました。

専門家の説明を聞いて、たくさん勉強できる一日でした。

XC

2019 年 11 月 28 日

11月28日フィールド実習

朝から肌寒く、曇天+強風ですが、フィールド実習を行いました。

気温が低くなってきたので、以前立てた支柱にトンネルフィルムを被せていきます。

一畝約70mにシート被せていきます。
今日は風が強いため、被せてすぐに飛ばされないように
トンネル支柱で押さえながらの作業です。

シートを被せおわったら、紐でフィルムを固定していきます。

今日は、気温も低くく、少し小雨も降り始めたので、
簡単な間引きと少しだけ収穫(コマツナ、ミズナなど)をして実習は終了しました。

来週は、育苗センターや農業技術センターへの見学です。

KH

2019 年 11 月 28 日

11月21日フィールド実習

11月21日秋晴れの中、今日もフィールド実習です。

玉ねぎ苗も順調に生育中。12月中旬に移植予定です。

白菜も順調に生育してきました。少しずつ葉が巻いてきたので、
今日は白菜にアブラムシやヨトウ用の防虫と殺菌用の農薬を竿を使って散布します。

全員ではできないため、有志の人だけですが、
風下に人がいないことを確認しながら、農薬を散布しています。

手の空いている学生は冬野菜の間引き&芋掘りをしました。

上の写真はフィールド圃場に植えた野菜(パクチョイ、コマツナ、カブ、ミズナ、大根)と圃場に生えていたナズナです。
この写真の植物の共通点ってわかりますか?

文責:KH

2019 年 11 月 22 日

アグリビジネス創出フェア2019

11月20日~22日に東京で開催された、”アグリビジネス創出フェア2019” に出展してきました
詳細は、https://agribiz-fair.maff.go.jp/list.php を参照

会場は、東京ビッグサイト…とにかく広い
いろいろな研究機関、大学、会社が参加しています

これが、私たちのブース
”キノコ由来の天然成分を利用して、環境に優しく持続可能な作物の生育促進や
病害の防除を目指す”のタイトルで、今までの成果を発表してきました

なかなかの人気で、人が絶えることがありません…
安全な作物栽培や低環境負荷型の農業は、関心が高いようです

説明にも、熱が入ります

共同研究者の柏野社長、手伝ってくれた学生さん、お疲れさまでした
是非、来年も参加しましょう!

JM

2019 年 11 月 14 日

11月14日フィールド実習

朝からすごい風ですが、今日もフィールド実習の日です~~

今日はレタスを保温するためにトンネルを作る前の準備と葉物の間引きとまだまだある芋掘りです。
だんだん寒くなって、植物も寒さを感じます。
レタスの葉に霜が当たれば、レタスが痛み商品になりませんので、保温トンネルを作らなければなりません。
トンネルとはレタスに当たらないように上からビニールを被せることです。

まずはトンネル支柱を片側に挿してから、畝を跨ぐようにして反対側も差し込む。

さあ~学生たちはうまくできるかな~

あれ、誰かも支柱立てています。浜島先生じゃないですか。いっらっしゃいませ!

作業終わって遠くから見てみると、曲がりもなく、みんなうまくできましたね。素晴らしい!

そして葉物の間引きですね。今度は食べれる大きさになってきていますので、間引きした野菜は持ち帰って今日の夕飯に。

最後に、定番の芋掘りです。今年は本当に芋の大収穫ですね。

2019 年 11 月 13 日

11月7日 フィールド実習

この日は、快晴でした! 秋ですね

今回もいろんな機械や道具が大活躍です

まずは、小型の管理機(耕運機)
こいつで、畝の谷間にたまった土を揚げていきます
細い畝間もすいすい動いてくれます…便利なのです

このこの名は、New ふらみんご…確かにフラミンゴっぽいね

淡路でフラミンゴといえば、片足立ちの鳥でなく、米津玄師の曲でもなく、これ一択です

続いて、マルチで被覆した畝に、肥料を投入する器具(肥料散布機)

とがった先端部をマルチにさして、ぱかっと開くと、肥料が中に入っていきます
単純だけど、すごいぜ

こいつの名は…さんすけ!?
”す”の文字が素敵すぎて困ります

今年は、暖かったせいか、ヨトウムシやアブラムシがかなり発生しています
ちょっと葉っぱが食べられていますね…おいしい証拠なんだけど

そこで、農薬を散布しました
元気に育て、安定して収穫するには、大事なことなのです

長いノズルの噴霧器を使って、散布します

最後に、間引きと芋ほりです
これは、人力で

あっ、スコップも大事な道具ですね

来週も頑張っていきましょう!

JM

2019 年 11 月 13 日

淡路三原高校2年生が来てくれました

かつて南あわじ市には
三原高校と志知高校がありました。

この2校が2007年に統合して出来たのが、
兵庫県立淡路三原高校。
南あわじ市唯一の高校です。

その淡路三原高等学校の、
サイエンスコース2年生が、
研究体験に来てくれました。

午前の部は、村上先生による
「PCRによる菌の同定」。

実験台の上に用意されていたのは、
6枚のシャーレ。
それぞれに何らかの菌が生えています。

「ここから酵母菌を探せ」

・・・というのが、今回のミッション。

見た目からは判断できないので、
それぞれの菌からDNAを取って、
PCRで調べます。

反応時間中に繰り広げられた、
村上先生の面白小話にみんな興味津々。

楽しく実験しながら、
PCRの原理を学ぶことが出来ました。
ちょうど生物の授業でPCRを習うところなので、
タイミングとしてもとてもよかったみたいです。

午後の部は、「植物色素の分析」。

農学部というと、植物や畜産など、
「生物(いきもの)」を扱うイメージからか、
教科としての「生物(せいぶつ)」に近いと思われるのですが、
実は化学の知識も必要です。

肉眼では「緑」に見える葉でも、
薄層クロマトグラフィーで展開してみると、
実際は何色かの色素が混合されたものだとわかります。

どうして色素によって移動度が変わってくるのだろう?

そんな疑問も、
実は高校2年の化学基礎で習った知識で
説明できちゃうのです。

化学は化学だけ、生物は生物だけではなくて、
どちらを知るにもどちらもが必要だということが
実感できたのではないかと思います。

今回はタデアイやパプリカを使って、
植物特異的な色素である、
インジゴやカプサンチンも分離できました!

特にインジゴは、展開中は全く見えないのに、
展開液から取り出してしばらく置いたら見えてくるので、
それに気づいた生徒や、引率の先生も、
とても興味深かったようです。

冒頭で紹介した三原高校と志知高校ですが、
志知高校は完全に閉校してしまいました。

その志知高校の跡地は、
現在どうなっているかというと・・・。

我らが、吉備国際大学になっています!

E.H.

2019 年 11 月 5 日

具1-グランプリ

おにぎりの具のアイデアを競う”具-1グランプリ”に参加してきました
応募総数300件近い中から、11組だけが決勝戦に進出できます

これが、我々の渾身の作品…ケジャリー風おにぎりの”アワジャリー”
もっと良い写真があれば…

解説しよう、ケジャリーとは、イギリス料理で魚が入ったカレー風味のライスのことである
今回は、サクラマス、タマネギ、牛乳など、淡路の食材をたっぷり使ってみました

そして、結果発表…見事に伊藤園賞をいただきました
ありがとー、もう、おーいお茶しか飲みません

みなさん、お疲れ様でした
商品のお茶1年分、どうするよ!?

JM

2019 年 10 月 31 日

10/31 ハロウィンの日のフィールド実習

みんなで種まきした玉ねぎの苗は順調に生育中。

こんなに小さくても、玉ねぎはやっぱりネギっぽい。
さすがはネギ属です。
(「生物の進化と多様性」の授業でやりましたね!!)

ハクサイも順調に生育しています。

今日はまずは種まきです。

コマツナと水菜

そして大根とカブ。

カブの種は袋から出すと真っ青。

これはもちろん元々の種の色ではありません。

農薬取締法で認められた殺菌剤や着色剤で
種子をコーティングしてあるのです。

わずかな量で効果的に病害を防除できるのですから、
スゴイ技術ですね。

種まきの次は、除草です。
まだ草の根が浅いので、
表面の土を削ることで、効率よく除草することが出来ます。

この作業のことを、相野先生も盛野先生も
「かじく」とか「かじいていく」と言われたのですが・・・。

関東育ちの筆者はわからず。

実習後に調べたところ、
「かじく」は播州地方の方言で、
標準語では「耕す」「掘る」という意味の言葉なのですね。

春学期の生物学実習でも、
大阪出身の村上先生が
「シャーレはてれこに置いて」と言われて、
「テレコ?」とみんなで騒然としたことがありました。

これまた「互い違いに」「あべこべに」という意味の関西弁。

大学というのはいろんなところから人が集まっているところなので、
言葉一つとっても、多様性があることがよくわかります。


なにはともあれ、みんなで頑張って「かじき」ました!

学生が苦戦している横で、
相野先生はほとんど力を入れずにスーッとやっています。

このレベルに達するにはまだまだ修行が必要ですね。

そのあとでハクサイに追肥です。

先日の雨の影響が残っていて、
この部分はまだまたぬかるんでいて、
入るのも一苦労、出るのも一苦労。

あ、そうそう。

この「ぬかるんでいる」という状況も、
兵庫県の方言では
「じゅるい」といいます。

「そこ、まだじゅるいから、気ぃつけてなー」
と相野先生から声が飛ぶ中、
みんな頑張りました。

最後は間引き。

種の播き方が大雑把だと、
間引くのが大変だとわかったのでは・・・。

間引き菜を使って、芸術作品も完成?

今日はハロウィンということで、
学生も盛り上げてくれました☆

教員は地味でしたね。反省。
E.H.

2019 年 10 月 30 日

Trick or Treat!

ハロウィンのシーズンですね!!
そこで、有志(勇士?)を募って、仮装とシャレ込んでみました

Trick or Treat!!
お菓子がザクザク、恐ろしい言葉です…

変わってこちらは、畑の隅っこで、ひっそり育ったカボチャさん
ごめんよ、あんまり世話しなくて

しかし、この大きさ
さすが、ジャンボカボチャ、その名に恥じぬプライドを感じます

そして、ジャック・オー・ランタンに
なかなかのイケメンに仕上がりました

では、みなさま
Happy Halloween!!

JM