2017 年 10 月 24 日

National Cheng Kung Universityでの講義

こんばんは。准教授の竹林です。この度、台湾にありますNational Cheng Kung Universityにて、Tufts UniviersityのLinda Tickle-Degnen教授と、北里大学の高橋香代子教授とともに、自分の研究題目について、大学学部生、大学院生、教員、付属病院の療法士の皆さんにお話をさせていただく機会をいただきました。招聘くださったNational Cheng Kung Universityの先生方には感謝の念しかありません。

さて、今回は竹林は、「脳卒中後の上肢麻痺に対するアプローチ」についてお話させていただきました。私は、CI療法というアプローチや、最新のテクノロジー(末梢電気刺激、経頭蓋直流電気刺激、ロボット、振動刺激などの物理療法)を使用して、麻痺手の機能を最大限に改善させることを目的に研究をしています。その内容について、この度はレクチャーをさせていただきました。

伺うと、台湾の作業療法士数人から、「あー、あの論文書いてる人なの、そうそう、あの論文のここの部分だけど、もう少し詳しく教えてもらえる」とプレゼンテーションが終わった後に、多くの質問をいただけました。英語で論文を書き、プレゼンテーションをすることで、世界とこんなに身近に「作業療法」を通して繋がることができます。学生さんたちにも、こんな気持ちを経験してもらいたいなと感じました。
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