2017 年 10 月 28 日

第25回日本物理療法学会学術学会で特別講演を実施しました

こんにちは。准教授の竹林です。さて、この度、第25回日本物理療法学会学術学会において、特別講演を実施してまいりました。こちらの学会は、医師、理学療法士が大半を占めていますが、近年は作業療法士、鍼灸師なども参加されている学会になります。

今回の講義内容としては、「神経科学を基盤とした課題指向型アプローチと物理療法の併用」について、お話しさせていただきました。具体的な内容は、行動変容を促すためにCI療法について冒頭でお話しした上で、物理療法について論述を進めました。

物理療法とは、開発している上肢ロボットについて、末梢電気刺激(今回、学部生竹林ゼミの面々と卒業研究で実施した半側空間無視に関する知見もお話しました)、振動刺激、経頭蓋直流電気刺激などについて、細かにお話を差し上げました。

私の分野の研究は、作業療法士のみならず、医師や理学療法士からのニーズも多く見られます。作業療法をしっかり学び、多くの職種とその先にある患者さんのために研究や臨床を行うことは本当に重要だと思います。最後に、最新の知見を提供してくれた、竹林ゼミのみんな、本当にありがとう!!!
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