2017 年 12 月 17 日

認知症サポーター養成講座

先週の金曜日は3年生さんが認知症サポーター養成講座をうけました。
2年生の座学で認知症の作業療法について学び
3年生の演習科目で、事例検討などしながら認知症者への対応を学習します。
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認知症者をサポートするとは、どういうことか学習し
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認知症者が生活場面で困っていらっしゃる事例をもとに、
認知症者への対応の知識・技術を検討していきました。
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国内の認知症者の人数の多さに驚き、生きていくとはどういうことか、家とは何かを考え
認知症者や家族の心理を確認し、認知症による生活障害への対応を検討していくと
「実際に経験した時に、うまく対応できるか少し不安」といった本音もありましたが、
「迷っても、自信なくても、対象者の自尊心を傷つけない対応が一番だ」と
最も大切なことを再確認していた学生さんや
「その人らしく生きていくことの支援は作業療法そのもの」と
対象者がその人らしく生きていくことを支援することが大切なのだと、より実感した
学生さんもいました。

受講後は、認知症サポーターの講義の受講終了証の代わりのサポーターがつける
オレンジリングをもらいまいました。
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学生さんは、有意義な学習時間を過ごしてくれたようです。
まだ20歳を超えたばかりで、老いを実感することは難しいのかもしれませんが
金曜日の経験を心に留め置き、日常風景を改めて見てみてください。

週末の講義、お疲れ様でした!

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