2015 年 1 月 9 日

バーチャルセデーション体験

三が日が過ぎ、七草粥も食べ終わり?ではございますが・・・

皆さま明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

学生さんの冬休みも終わり、昨日から授業が始まっています。
今日は3年生が授業でバーチャルセデ―ション(VSS)体験をしました。
精神障害の方が薬を服用した際に経験する副作用の過鎮静状態を疑似的に
経験する授業で、製薬会社の協力を頂きながら実現しました。
P1020009P1020014

精神障害者への理解を深めることや、精神障害者の方が作業する時の作業
療法評価の練習や、作業療法支援技術について検討することを目的に導入し
た授業でした。

ゲーム感覚で体験しながら?(簡単なことなのに)何で出来ない?と再挑戦し
た学生さんもチラホラ・・・・。
こんな授業なら楽しいという声もあり(ゲームじゃないんだってば、と思いながら)
疑似的過鎮静状態と通常状態で作業を経験し、作業経験を比較し「何に目を
向け耳を傾け、支援を検討したらよいのか」考えてもらいました。
P1020003P1020011P1020012
受講生さんの授業シートには、充実した内容が記載されていました。
残念ながら来年度の授業でVSS利用のめどは立っていません。

貴重な体験をしてもらった18期生さんでした。
私は、平尾先生、地域の作業所の職員さんと共に今日の体験授業を振り返り、
豊かな学びの機会となったことに感動していました。

大塚製薬の皆さま、遠方より、そして早朝よりご協力頂きましたこと心より深謝い
たします。

カテゴリー: お知らせ