今日3月9日はハートスイッチの日です。
ブログを初めてご覧になる方は、?????「何の事?」「そんな日あったっけ?」
ですね。
本学科で、数年前から導入している取り組みです。
地域で生活しておられる当事者の方と臨床家をお招きして学生が実際に作業療法
評価を経験させて頂く機会の日です。卒業生にハートスイッチの取り組みについて聞くと、
「先生、ハートスイッチは絶対要る!!!」
「ハートスイッチがあったから、(実習前に)勉強ができた」
「ハートスイッチがあったから良かった」と即答されるほど!!!
学生さんにとっては大切な経験のようです。
検査実施に必要な臨床推論、検査実施時の触れ方や注意点、何より対象者に関わ
る際の目配り気配りを確認する機会を得ます。
ハートスイッチの日が決まると、学生さんに「ゼミの日を決めたいんだけど」と言っても・・・
「・・・先生、・・・・ハートスイッチの準備がしたくて、・・・ゼミは出来ればゼミはハートスイッチが終
わってからじゃ駄目ですか?」と申し訳なさそうに言いながら、心はハートスイッチ準備に向
いました。
今日は、臨床家の先生から「この検査をする時は○○に気を付ける必要がある」
「話せない人に検査する時はどうする?」と指導を頂き、当事者の方からは「▲△の時
は□■だよ」と検査を受けた時の生の声を頂き、学生さんは、いつも以上に真剣です。
今日はあいにくの雨降りで、とても寒い日です。雨降りの日の外出では、どんな事考えますか?
「濡れないように傘要るなぁ」「どこも、混みあうかなぁ」そんなこと思のではないでしょうか?
伺ったお話では片麻痺であれば「傘と杖、どっちを持とうか?」と先ず考えられるそうです。
雨の日は滑りやすく、大抵どこも混み合いやすい。そして、移動時には頼りにしている杖の事を
考える。そんな大変な中、本学の作業療法教育に御協力頂けますこと、教員、学生一同心より
深謝いたします。
本当にありがとうございました。