11月27日(金)は.バスで初雪を見ながら移動し,
グリーンヒル順正で編み物をしてきました.高梁の冷たい冬がはじまります.
活動は,4階と3階に分かれて行いました.3階の行動目標は,
「難しい作業に一緒にとりくみ,はじめから完成までを体験していただく」でした.
予想通り,利用者様にとっては,かなり難易度の高い活動であったため,
完成はできませんでした.
反面,利用者の中には,「あー難しい,難しい」といいながら
1人でスイスイ編まれる方もおられました.
「私は,無理よ」といいながら,学生を暖かく見守り,
時に手伝ってくださる方もおられました.
このように,いつもザワザワしている室内が「シーン」と静まり,
作業に集中されている利用者の姿から新たな一面に気づけたようです.
施設の方からは,
「学生がお持ち帰りで,手元に残らないため,この時間はなんだったのか?
何をしたのか?,満足感や達成感はないことは残念です.
しかし,学生さんが1対1で指導してくださり,皆さんが集中され心地よい疲労感が
あることは確かです.学生さん,ならではの企画でよかったです.」
と,失敗の中にも成果ありとなりました.
今回の経験から,認知症の方へ課題を提供する場合のポイントや留意点は忘れないと思います.
次回の活動に,必ず活かしてくださいね,
そして,毛糸は学生が持ち帰り責任を持って作品完成させ,クリスマスプレゼントとして送ります.
喜んでいただけると嬉しいです.