2011 年 5 月 31 日

今春の卒業生からのメール

私たち13期生も大学を卒業して、早いもので2カ月が経過しました。

就職した最初の頃は、看護技術研修などがあってなかなか
「看護師になった」という実感が湧きにくかったのですが、
今となっては、複数の患者さんを受け持ってケアを実施するなど、
少しずつですが、日々成長を感じています。

ちなみに私は小児外科配属です。
この科は、ファロー四徴症などの先天性心疾患を持つ子どもの術前術後の看護が主ですが、
このような心臓血管外科の疾患以外にも脳神経外科、整形外科、
口腔外科など様々な領域の疾患・患者さんを対象としているのが特徴です。

もちろん、疾患を理解するにはまだまだとてつもなく長い時間がかかりそうですが、
同期で声を掛け合ってなんとか頑張っています。

5月に入ってからは夜勤も始まり、また新たな課題と向き合っている段階ですが、
これからも自分のペースを持ちつつ、頑張っていけたらと思っています。

最後になりましたが、看護学科のブログを通して、
13期生の近況を知ることができて嬉しいです!

実習をともに乗り越えた大学の友達は、
就職してバラバラになった今でも連絡を取り合っていて、
とっても仲良しなんですよ~☆

それにしても、新1年生が60人もいるとは・・・!

ブログを見ていると大学生活が懐かしくて、後輩のみなさんが羨ましくなります。

2011 年 5 月 30 日

Findlay大学の留学日記(14) “アメリカ留学で学んだこと”

私にとってはあっという間に過ぎた10か月間のアメリカ留学でした。
私は留学するために仕事を辞めなければならなかったのですが、
仕事を辞めることで失うものより、留学で得られるものの方が大きいと信じて、
仕事を辞める決意をしました。
自分の決断は間違っていなかったと今思っています。

私がアメリカ留学で得たことは、

1)失敗や間違いを恐れない

多くの日本人は、英語を話そうとするとき、文法が合っているか、
発音はこれで正しいのかなどを心配するあまり、
なかなか英語を話せるようになりません。
でも、私のクラスメートは違いました。
彼らはたとえ単語だけつなげたものであっても話します。
それでも意外と通じるのです。
私も最初は自分の英語に自信がなく、積極的に話すことができなかったのですが、
クラスメートの姿を見て、「英語を勉強しにきているのだから、間違って当たり前。
1回で自分の言いたいことが伝わらなくても、落ち込まずにどうにかして相手に伝えよう。
それに、分からなかったら、どう言うのって聞いて教えてもらったらいいじゃないか」と
考えるようになりました。
そのおかげで、英語を話すことの不安感が和らぎ、
友達も認めるほど英語を話す力が伸びました。

一応言っておきますが、
失敗や間違いを恐れないというのは、
語学を学ぶ場合です。
人の命を預かる私達看護職のような人は、失敗や間違い、
知識不足が原因で人の命を危険にさらす可能性、
知らないことの怖さを十分に知っておく必要があります。

2)どんなことでもやってみる

“何もしなくて後悔するより、やってみて後悔する方がいい”とよく言いますが、
私もそう思っています。私は大学の学部の授業も受講しました。
科目は、“日本文化”で、第二次世界大戦時の日系人の強制収容について学び、
学んだことを市内の高校や中学で発表するという内容でした。
受講者は全員アメリカ人だったし、授業のために長い小説を読まなければいけないし、
宿題も多いし、まして私の英語力で高校生たちにプレゼンテーションするなんて、
高すぎるハードルだと思っていました。

実際、授業の内容に半分ほどしかついていけず、うまくも話せず、
恥ずかしい思いもしたので、受講したことを後悔したことが何度もありました。
でも、今振り返ると、苦労して本を読んだので、
今は長い文章を読むことに以前ほどストレスを感じなくなったし、
中学校でプレゼンテーションができたこともいい経験になりました。

そして何より、今まで全く知らなかった日系人の歴史を学ぶことができ、
勉強していくうちにもっと知りたいと思うようになり、
先日、戦時中の日系人看護師についての本を読んだところです。
そこで、私は何かテーマを深く追求していくことが好きなんだな、
だから看護研究が嫌いじゃないんだな(好きとはまだ言えません…)
ということを再確認することができました。

他にどんなことでもやってみるといえば、私はハウスメイトと仲良くなるために、
この年でポケモンの塗り絵をしたり、髪の毛を青に染めたりしました!
今となってはいい思い出ですし、ハウスメイトと共通の話題ができ、
より仲良くなることができました。

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3)自分の意見を声に出して言う

アメリカのクラスでは、自分の意見を言うことでクラスの一員として
認められていくという雰囲気があります。
日本人はあまり授業中に発言しないので、先生と面接したとき、
「恥ずかしがらないで、もっと授業中に発言して、授業に参加しなさい」とよく言われます。
私は最初、日本人以外のクラスメートが、自分の意見を次々に
発言することに本当に圧倒されてしまいました。
彼らは例え前の人と全く同じ意見のときも、発言します。
考え方によっては、彼らは他人の話を聞いていないんじゃないかと
思ったりしたこともあるのですが、
そうではなくて、自分の考えを伝えたいということが前提になっているのだと思います。
時々みんなが発言するので、授業が進まないこともありましたが、授業だけに関わらず、
生活の面でも自分の考えは声に出して言わないと伝わらないのだなと改めて実感しました。
そうしないと、自分の意見を持っていないとか、授業に参加していないという、
マイナスイメージの評価を受けることになってしまうのです。

4)ほめる言葉をたくさん使おう

アメリカではよく「Good job!」とか「Great!」といった褒め言葉を頻繁に使います。
「こんなことでそんなに褒められても…」と気恥ずかしい気持ちになることもありますが、
やっぱり褒められると嬉しいものです。私が自分の英語に全く自信がなかったとき、
いつも先生や友達が、私はそこまで思っていなくても、「Excellent!」とか、
「あなたの英語は上達しているよ」などと言う言葉をたくさん使い、励ましてくれる度に、
もっと頑張って英語を学ぼうというモチベーションが
ぐっと上がったのをよく感じました。(私、単純なんです)
日本は遠慮の文化があり、もし「あなたの英語は素晴らしい」と言われても
「いえいえ、まだまだですよ」と言う人が多いですよね。
でもたまにはアメリカのように、褒めてもらえたことを素直に喜んで
「ありがとう」と言ってみるのもいいんじゃないかと思います。
また私は、今回のこの経験を生かして、後輩を指導するときには、
いいところをたくさん見つけて、褒めて育てたいなと改めて思っています。

5)自分の夢をみんなの前で語る

アメリカでは、「将来の夢は何?」とか
「日本に帰ったら何をするの?」ということを本当によく聞かれました。
授業中にも、自分の夢を発表する機会が何度かありました。
私は留学した当初、帰国してからの自分のキャリアをはっきり決められずにいました。
でも、授業中や、友達に聞かれたときに、何かは言わないといけないので、
なんとなく考えていた、「大学院の博士課程に行きたい」ということを、
とりあえずのつもりでいつも言っていました。
そして今、私は本当に大学院への進学を考えています。
ここで感じたことは、自分の夢は口に出すことで
本当になっていく(のかもしれない)ということです。
みんなの前で夢を言うので、まるっきりウソは言えないし、ある種の宣誓のような感じになって、
最初は曖昧だった自分の夢も、いつしか本当の自分の夢のような気分(錯覚?)になるのです。
これから就職を考えている学生のみなさんや、結婚や出産といった人生の節目を迎えている
多くの20歳代の看護師のみなさん、1年に1回くらいは自分のなりたい看護師像や
今後のキャリアについてみんなの前で発表してみたらどうでしょうか。
言葉することで自分が考えていることが整理できたり、みんなの夢を聞くことで、
相手から刺激を受け、新しいことにチャレンジする原動力が生まれるかもしれませんよ。

6)友情の力

「相手から刺激を受ける」ということに関係しますが、
私は本当に大学院に行くかどうか迷っていました。
でも、私が決心できた理由のひとつに、“クラスメートから刺激を受けた”ということがあります。
日本人の留学生は、私のように1年限りの交換留学生がほとんどですが、
その他の留学生は、アメリカの大学や大学院を卒業することを目標にしています。
家族や友達と離れて、自分の母国語が使えないところで
勉強するって大変なことだと思いませんか。
きっと彼らはアメリカ人の何倍も努力しないといけないし、苦労もすると思います。
中には、出産・子育てしながら大学や大学院進学を目指している
サウジアラビア人のクラスメートも何人かいます。
身近に家族がいない外国で出産・子育てをするって不安も多いだろうと思います。
でもみんなアメリカで大学院を卒業したいという強い思いと気合いを持っています。
私はそんな志の高い友達ができたことを幸せに思っています。
彼らと出会えたからこそ、私も、“彼らができるんだから私もできる”、
“彼らが頑張っているんだから私も頑張って勉強しよう”と思えるようになったのです。
学校を辞めたいと思ったときには、“私は母国語で勉強する分、彼らより苦労は少ないはずだ。
しかも、励ましてくれる家族も友達も近くにいる”と自分に言い聞かせようと思っています。

私は、たくさんの国の友達を作ることができました。
アメリカでできた友達と思い出は宝物です。
また、世界にはいろいろな価値観や文化があって、たくさんの人と話をすることで、
自分の知識を広げることができましたし、相手の話も聞き、
自分の意見も言うという自律(自分をコントロールすること)の重要性を改めて感じました。
彼らとは今流行のFacebookで連絡を取り続けていこうと思っています。

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コメント

彼女は5月中旬に無事帰国しました。たびたびの投稿に感謝します。
彼女の留学を巡っては,同期生や教員はもちろん,
多くの方々からいろいろな反響をいただきました。
今後の活躍を楽しみにしています。

看護学科長 尾瀬

2011 年 5 月 28 日

Findlay大学の留学日記(13) “アメリカの病院でプレゼンテーション”

フィンドリーの病院で日本語通訳をしている友人に誘われ、
日本のヘルスケアシステムと看護の仕事、病院に関する文化について、
医療スタッフを対象にプレゼンテーションをする機会がありました。
私は、日本の看護師の仕事について約20分間プレゼンテーションをしました。
相手が医療スタッフで、もちろんネイティブスピーカーだったので、
とても緊張しましたが、いい経験になりました。

私はまず、日本の看護師の業務について時系列で説明をしたのですが、
私が以前働いていた病院の業務について、スライドを作りながら感じたことがあります。
それは、私達は掃除ばかりしていたなあ。ということです。

朝の環境整備、シーツ交換、退院患者のベッドの片づけ、入院患者のベッド作成、
午後からはスタッフステーションの掃除、休憩室の掃除。
さらに、フリー業務担当の看護師は、食事前には談話室のテーブルを拭く、
浴室のそうじ(抗がん剤治療をしている患者がほとんどだったので、
すぐ浴室が抜けた髪の毛でいっぱいになり、よくパイプがつまるからです)、
検査などで食事が延期されている患者の食事を保存している冷蔵庫のアルコール消毒、
汚物室の掃除など、いつも掃除や片づけばかりしていたと気づかされました。
もちろん環境整備やシーツ交換は、患者の身辺を整えるという観点から、
看護と言えると思いますが、どうにかしてもっとその時間を患者のケアの時間や
話を聞く時間に充てられないのかといつも思っていました。
看護助手やリネン交換の業者を利用している病院や施設もありますが、
私が勤務していた病院では、それらの仕事を担うスタッフ(看護助手など)がいませんでした。
コスト面の調整がうまくいかないからだと聞いたことがあります。

アメリカは、自分の仕事の範囲が明確に決められています。
看護師も、採血だけが専門のスタッフ、退院指導専門のスタッフという風に、
仕事がきっちり分かれています。

その方が自分のやるべき仕事と責任が明確になり、仕事の効率も上がるかもしれないし、
ひとつの分野を極めることができるというメリットがあると思います。
しかしその場合に問題となるのは、スタッフ間の連携(コミュニケーション)です。

つまり、たくさんの人が患者と関わる場合には、
どう患者の情報を共有するかがポイントということです。

私が勤務していた病院では、共有記録といって、患者に関わった人全員が
同じカルテに記載する方法(クリニカルパスも同じです)を採用していましたが、
それも一つの情報を共有する方法だと思います。
さらに、職種間やスタッフ間の連携をスムーズにするためには、
自分の仕事の範囲と責任を知っておくだけではなく、
一緒に働く相手の仕事の範囲と責任も同じように知っておく必要があります。

でも一方で、看護師の業務を細分化して、
「それは私の仕事じゃないから知らない、分からない、しない。」と言う看護師が
もし出てきたら、それはちょっとさみしいなと思います。
だって昔はもっといろいろな仕事を看護師はしてきたし、
(昔、看護師が検体検査もやっていたと吉備の先生から聞いたことがあります。
また、私は患者さんの部屋のテレビの修理までしていました。
携帯電話の使い方もレクチャーしたことがあります)様々なことを広く知って、
患者の生活全般を支援するのが看護師の仕事だと私は考えている部分があるからです。
今、ナースプラクティショナーの業務内容などについての議論がされていますが、
看護の専門職性とは何かということを考えることは、
とても複雑で難しいなと思う今日この頃です。

あ、あと日本の看護師の身だしなみのルールの厳しさ、
接遇について話していたら、その厳しさにアメリカ人たちは驚いていました。
このプレゼンテーションをするにあたって、病院の中を少し見学させてもらっていたら、
衝撃的なものを見つけました。(写真を添付します)

この病院では、食事は時間が来たら配膳されるのではなくて、
ホテルのルームサービスのように、メニューが各部屋にあって、
自分で食堂に電話してオーダーします。

すると食堂のスタッフが料理を部屋まで運んでくれるというシステムで
(アメリカの多くの病院がこの方法だと聞きました)、
その料理のオーダーの電話番号を見てビックリ!!
日本ならあり得ない番号ですよね。444なんて。
あと、料理の値段が書いていないのも、後からの請求が怖いな~と思いました。
その他にも、アメリカの医療制度や病院の構造など、
日本とは違うものが多くとても興味深く見学をさせてもらいました。
機会があれば、クリーブランドクリニックのようなマグネットホスピタルの中も
見たいと思いますが(外観だけ見ました)、余りに広いので、
間違いなく筋肉痛になると思います。(笑)

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2011 年 5 月 27 日

授業風景

将来看護師として働くための基礎知識と
基礎看護技術を学ぶ必要があるため、
看護学科の授業は演習の多いのが特徴の一つです。

下の写真は、点滴静脈内注射の演習風景です。

学生は点滴静脈内注射の講義を受けた後、
モデル人形に対して、1名ずつ演習していきます。

見学している学生も、後で実施するので一生懸命です。

学生1名ずつ落ち着いて演習できるようにするため、
注射の演習は2回に分けて行います。

教員は、患者様の安全や感染予防等に注意しながら、
事故のないように指導しています。

本学では、注射は2年生で演習します。
このような積み重ねが将来につながるので
「しっかり指導しなければ」と、いつも責任を感じています。

基礎看護学担当教員

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2011 年 5 月 25 日

卒業生の近況報告

卒業生から、私宛にメールが届いたので紹介します。
個人が特定できないよう、一部書き換えています。
ご了承ください。 看護学科長 尾瀬

お久しぶりです。
突然のメール失礼いたします。
公立総合病院で6年働いたのち、
去年からある私立大学で働かせて頂いております。

日本私立看護系大学協会会報に掲載されている
尾瀬先生の記事を拝見し懐かしくなってメールしてしまいました。

大学を離れてから高梁へ行くことが
なかなかありませんが、先生お元気ですか。

ブログ時々拝見しておりました。
今年も歓迎会をされたのですね。

高梁国際ホテル☆とても懐かしいです♪
また遊びに行った際は、お相手して下さいね。
それでは、素っ気ない文章ではございますが

失礼いたします。

季節外れの風邪が流行っております。
お身体ご自愛ください。

学科長からのコメント

日本私立看護系大学協会の会報は、Webでも公開されています。
最新号では、私が座長を務めた「欧米の看護教育の質保証」という講演の紹介と、
「加盟校のユニークな取り組み」として
本学の「医療・福祉領域の連携スキル学習プログラム」が
紹介されています。下記をクリックしてご覧になり、
感想等お寄せいただければ幸いです。

http://www.spcnj.jp/report_pdf/report2011_vol25.pdf

2011 年 4 月 29 日

新入生歓迎会(3年生主催)

去る4月25日、高梁国際ホテルで新入生歓迎会が開かれました。

この歓迎会は、前の週に行われた2年生主催のものに引き続いて、
3年生主催で全学年を対象に行われる恒例の行事です。
今年は新入生が60人もいたこともあって、
会場はかつてないほどの賑わいで、熱気に包まれました。

出席した教員の挨拶に続き、乾杯の後、
グループ毎の自己紹介などで先輩と後輩が打ち解け、
話が弾みました。
その後、ビンゴゲームで豪華な景品を当てた人もあり、
大いに盛り上がりました。

入学直後、新入生の中には、
履修登録に関して「先輩に尋ねてもいいでしょうか?」
と心配していた人もいましたが、
そのような遠慮は必要ないことを
身をもって体験できたのではないでしょうか。

同級生の横のつながりだけでなく、
学年を越えた縦のつながりもつくることで、
求職活動や卒業後の情報交換についても有益だと思います。

3年生の皆さん、会の準備や運営等、ご苦労さまでした。
楽しく盛り上げてくれてありがとうございました。

看護学科長 尾瀬

名称未設定1

名称未設定2

2011 年 4 月 22 日

名称未設定4今春の卒業生からのメール②名称未設定4

メールを送ってくれた卒業生です。

名称未設定1

名称未設定2お久しぶりです。

元気にやってます。

配属は、神経内科と整形外科の混合病棟です。

まだ病棟に出て4日目で、やっと雰囲気に慣れて

1日の流れが分かったという感じです

アセスメントが中々できなかったり、

看護技術を忘れていて戸惑ってばかりですが、

先輩看護師が丁寧に教えてくださるので、

少しずつ出来るようになっていこうと頑張ってます

明日から患者さんに採血をするので

今日はドクターとソーシャルワーカーさんで練習させてもらいました(笑)

名称未設定24月1日から保健師として勤務し始めて、

本当にあっと言う間に2週間が経ちました。

研修に参加したり、

先輩保健師さんについて家庭訪問や乳児検診に行ったり、

慣れない環境で緊張します。

毎日、家に帰るとご飯を食べてすぐに就寝。

9時30分くらいには眠りについていることもしばしばです。

再来週には健康教育にもデビューするかも・・・緊張します。

でも、毎日やりがいを感じながら勤務させていただいてます。

頑張ります。

名称未設定3

2011 年 4 月 20 日

新入生歓迎会

4月18日(月)

2年生主催の看護学科親睦会
(新入生の歓迎会)が開催されました。

教員6名を含め約100名が一堂に集まりました。

昨年おどおどしながら
この場に座っていた学生たちが、
2年生になり先輩として
全体を盛り上げようと声を出し、
仕切っている姿を見て、
頼もしく思いました。

1年間大学で過ごし、様々な経験を通し
少し成長したのだなと感じました。

2年生になり学習面では、
専門科目・必修科目が増え
絶対落せない科目ばかりになります。
早めに対処していきましょう。

新入生の皆さんはまだ始まったばかりですね。
これから看護学科で色々なことを学ぶと思います。
学習はもちろん、人との関わりも重要です。

学科長が言われていたように、
縦のつながりも横のつながりも大切にしていきましょう。

初めての一人暮らしで体調はどうですか?
早く自分のペースを見つけて下さい。
何かあればいつでも相談に来て下さい。
これから4年間よろしくお願いします。

2年生チューター

幹事は女性2人です。
幹事さん、色々ありがとう。

名称未設定1

「ブログ用の写真をとるよ~」と声をかけると
笑顔でポーズしてくれました。↓

名称未設定2

名称未設定3

2011 年 4 月 16 日

名称未設定1 今春の卒業生からのメールです名称未設定2

先生お久しぶりです!!

毎日が忙しくて倒れそうです。

仕事も何もできないで、悔しさと申し訳なさでいっぱいです。

でも新しい仲間ができで、名称未設定3

今までできなかったことが

一つ一つできるようになる喜びもあります。

毎日が勉強ですが、いつか先輩みたいに

仕事ができるように頑張ります。名称未設定4

名称未設定5

お久しぶりですッ

元気にゃってます

最近配属先が決まったので

連絡しようと思っていました。

希望通り中央病院で

働くことができました。

部所は呼吸器になりました。

今はオリエンテーションが主で

病院の概要などを勉強しています。

病棟はまだ一回だけしか出てないんですけど

新しいナース服を着られたことが

新鮮で嬉しかったです。

これからいろいろ覚える事がたくさんあって不安ですが

今は早く職場に慣れたいです。

同期の人も看護師長さんも

いい人ばかりでほっとしています。

一つ一つ覚えて頑張っていきたいと思います。

2011 年 4 月 13 日

卒業生からのメール

ある病院の付属看護専門学校で教員をしている
卒業生からメールが届いたので、紹介します。
個人が特定できないよう,一部書き換えています。
文責は私にありますので、ご了承ください。

看護学科長 尾瀬

先日の震災について、同級生から安否確認のメールがきました。
こちらは、大きくは揺れませんでしたし、津波の影響もほとんどありませんでした。
講義後で気持ちが高ぶっていたのと、学生の親御さんとの
3者面談を控えていて緊張していたせいもあり、揺れにも気付かず、
面接後にテレビで津波を見て、愕然としました。

私たちの病院からも、被災地に向けて救護班が出動しています。
また、被災地の看護学校に応援に行った教員もいます。
教師としては、今年度、3年生の担任をするので国家試験受験生を抱えます。

勉強嫌い、文章の読み書きが苦手などなど、
学習に取り組む姿勢や学習方法から指導が必要な状況なので、
学生だけでなく私も頑張らなくてはいけないなと、
学習作戦を考えているところです。
教育の面白さと難しさを感じながら、毎日を過ごしています。

岡山からはちょっと遠い所なので、同期生との交流もやや疎遠になりがちです。
それでも、新カリキュラムの準備期間に同じく教員をしていた同期生と連絡を取りあったり、
結婚式に何人かの友人に来てもらったりしました。

時々、このブログで、母校や同期生に関する情報を得ています。