本学科は作業に根差した実践ができる作業療法教育を目指しています。
作業療法士の活躍するフィールドは、病院、施設、在宅と幅広く、
作業療法提供をさせていただく対象者も小児から高齢者、疾患や障害の様子も様々です。
基礎学習やトレーニングも様々取り組んでいますが、臨床応用にむけた臨床推論の一助
となるよう、学外での豊かな学習のほかに外部講師をお招きしての授業も充実させています。
先日は3年生さんが緩和ケアの作業療法、呼吸器作業療法について、臨床の先生をお招きして勉強していました。
ご講義いただいた先生が勤務されている施設の緩和ケアでは、対象者がタバコやお酒も
OK、など対象者のその人らしさを支援する土壌がある話をしてくださいました。
がん告知を受けて利用する緩和の世界で、その人らしさを実現しながら生活する話を
実際の臨床の先生からご教授いただき、貴重な時間でした。
ありがとうございました。