基礎作業学実習2において,グリーンヒル順正の現場実習に行ってきました..
一週間前に頑張って切った竹をもち,予行演習なしの実践です.
始まる前は,とても落ち着いた雰囲気でした.
行きのバスと到着後のわずかな時間でのミーティングでしたが,
学生さんが機敏に動いてくださったため,スムーズに進行しました.
施設の方からは,
「高齢者の方は,クリスマスよりもお正月を大切にされていますので,
今日の活動はとても良い時間になりました.」とのお言葉を頂きました.
実際に,いつも腕組みをされている男性の方や寝ている方が身を乗り出し,
学生に指示を与えながら作成されていました.
また,華道の経験者は,竹の長さがおかしいので,やり直し,竹の向きが違うなど,
こだわりの多い作品になりました.
本当に部屋全体が活気に満ち,高揚感のある時間となりました.
反省では,多くの学生から
「活動は,楽しんでいただき,完成品も喜んでいただけました.
しかし,今日は,他の方へ伝えたり,手伝っていたので,
担当者の方を1人にすることが多くあり,反省しています.」
との声が多くありました.
しかし,施設の方や教員から見ると,とても柔軟に動いており,
担当者はもちろんですが,その方以外の利用者様にも満足いただけていた.
それは,担当者の方と上手に距離を置きながらサポートできたいたことになります.
この講義の目的である1人の学生さんが3人以上の方を担当するを達成できました.
利用者様にご満足頂け,学生の成長も感じることのできた,
大成功の活動だったと思います.
新年は,個別活動になります.準備をしっかり行い臨みましょう.