2017 年 11 月 19 日

第7回ロボットリハビリテーション・ケア研究大会

こんにちは。准教授の竹林です。表記の学会において、「脳卒中後上肢麻痺に対するロボット療法における療法士の役割」という題名でランチョンセミナーでお話をして来ました。学生のみなさんも仕事をはじめ、学会に参加されると経験すると思うのですが、その時々の話題となる発表を学会から配布されるお弁当を食べながら勉強するといったスタイルがランチョンセミナーです。

こういった枠組みでは、通常、ランチのお供となるような、少しカジュアルなプレゼンテーションや話題をいつも選択するのですが、今回は僕が尊敬する研究者の一人である国立障害者リハビリテーションセンター研究所運動機能系障害研究部神経筋機能障害研究室長でらっしゃる河島則天さんが座長をしてくださるということで、僕が今できる最高のプレゼンテーションを過去に実施した大規模無作為化比較試験をはじめ、多くの知見を含んだものを携え、臨みました。

かなり、マニアックなお話をしましたが、会場では白髪の老医師が一人席を立たれただけで(ランチョンセミナーは弁当食べて、話を聞かずに出て行く人が多いのです)、多くの方にご興味をいただいたと感じました。また、河島さんから、これまでの成果については、「日本のロボットリハビリテーション創生においてお手本となる手続き」とお褒めをいただけ、ホッとしています。また、今後の研究についても、ご示唆とお力をお貸しいただける可能性もいただき、収穫の多い週末となりました。

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