出石の寺田農園にお邪魔して、納豆作りについて学びました。
寺田農園さんでは、お米や酒米、お野菜など沢山の農作物を栽培しています。
さらに、2次産業の加工にもチャレンジしており、自家製の納豆作りもされています。
そんな、寺田さんの農業論についてお話を学生たちにしてもらいました。
寺田さんのお話は面白く、皆んな笑顔で聞き入っていました。
納豆用の豆を蒸した後のものです。
熱々の豆を手に乗せてもらい、「熱い熱い」言いながらも、
手で豆を潰して、硬さの確認。
その後は、口に入れて、豆の味の確認です。
甘くて美味しい
蒸し終わったら、熱々のうちに、納豆菌を掛けます。
納豆菌は熱に非常に強いんです。
このことで、他の菌は熱でやっつけて、納豆菌だけが残り、豆を発酵の力で美味し変身させるわけですね。
発酵の凄いところです。
保存性・呈味生を向上してくれるんです。
その後は、パックに重さを測りながら豆を入れ
フィルムをのせます。
この時、豆がはみ出さないように、猫の手で優しくフィルムで覆います。
学生みんなでお手伝いです。楽しそうですね。
豆が柔らかく、案外難しいです。
この時の技術を持ち帰って、
「早速、世界の誰が食べても美味しい納豆作りに取り組みます。」by Hさん
と、学生はやる気満々です。
近い将来、吉備大ブランドの納豆がスーパーで売られる日も近いかもしれません。
寺田農園さんの納豆は
大粒で歯ごたえがあり、豆の味がしっかりとして 非常に美味しかったです。
中でも一番嬉しいのは、1パック80gの大容量
納豆好きの私にはたまりません。
帰りの車では、学生みんな良く寝ていました
文責K.K.
今年成人を迎える大学生を対象に、日本酒をもっと身近に感じてもらおうという企画に参加しました。
酒米の代表品種である山田錦を
①自分たちで植えて、②自分たちで稲刈りをして、③自分たちで日本酒造りをして、④みんなで一緒に美味しく呑み、⑤農家さんたち地域の人たちと交流を深める
という、面白い企画です。
今回は第一回目の田植えをやりに、
兵庫県三木市吉川町という、山田錦の生産の盛んな地区に行ってきました。
朝6時に大学に集合です。
吉川町の農協JAみのりに行き、まずは山田錦について学びます。
田植えの前に、全体写真をパシャり
一つずつ丁寧に手植えして行きます。
足がはまって移動は大変ですが、誰もこけることなく上手に歩きました。
最後の集合写真
達成感から、みんな清々しい顔をしています。
田植えの後は、地元吉川町の食材を使ったお弁当をみんなで仲良く食べました。
野菜が美味しかったです。
吉川町西奥の農家さんや農協、役所の人たちに今回の田植えの感想を学生が代表して答えています。
最後にはよかたん温泉で汗を洗い流しました。
特別に源泉を見せてもらう機会があり、
その時に、職員さんの好意で、源泉が勢いよく吹き上がる様子を写真に撮ることができました。
帰りの車は、疲れて静かになるかと思ったのですが、
まだまだ元気な学生たちです。
次は、10月に今回植えた山田錦の稲刈りをします。
山田錦は食用米に比べて稲刈りはひと月ほど遅いです。
次回お楽しみに
文責K.K.
新しく導入した無菌室が大活躍です!!
先月、庫内の殺菌作業と無菌状態を確認することができ、やっとチーズ作りを始めることができました。
無菌室に入る前に
二人人組になって、ローラーで体のゴミを取ります。
手前は井上先生
IHコンロを使って、乳の低温処理しているところ
温度計やpHメーターを使ってモニタリングしています。
これから、どんどん色々なチーズを作って行きます。
食べるのが楽しみですね。
文責K.K.
5月28日にNHKニュースに出ました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180528/2020000081.html
ここから見ることができます。
短い間での公開なので、すぐに見ることができなくなります。お早めに
キャンパス内に2年前移植した淡路島固有の柑橘「ナルトオレンジ」の初めての収穫があり、その時の風景が取材されました。
70年物のナルトオレンジの成木を譲っていただき、キャンパスに移植できたのが、2年前の2016年2月。
それから2017年5月に花が咲き、実った果実を一年後の5月28日に初めて収穫できました。
収穫したものは、その場で絞って飲みました。
爽やかな酸味が口に広がり、特徴的な柑橘の香りが立って、本当に美味しいジュースでした。
この果実は、2018年7月14日(土)10時〜 神戸そごう店地下一階でジェラートの試食品として加工したものを提供します。
どうぞお越しください。
文責K.K.
新しく出来た醸造学科に20人
地域創成農学科に30人
合計50人の新入生が南あわじキャンパスに来ました。
この時は、不安そうな硬い表情の1年生でしたが、今は新しい学園生活が始まり期待から笑顔がいっぱいで、
もう学校に馴染んで来ています。
桜が満開で綺麗ですね。
今は、染井吉野は散りはじめましたが、次は八重桜が綺麗に咲き始めました。
まだまだ、花見ができますね・
文責K.K.
今日から新年度の授業が始まりました。
4日にはオリエンテーションがあり、春休みから学生が淡路島に帰ってきて、キャンパスはすごく賑やかですよ・
昨日は、化学物質安全講習会をやりました。
研究では毒物や劇物などの危険薬物を扱います。正しい取扱方法を学び、安全に研究をするための講習会です。
講習会風景↓
講習会では、消火栓、消化器やAEDの設置位置、使い方、緊急時の対応方法なども学びます。
これは、緊急シャワーの使用実習風景です。
薬品が体にかかった場合、急いで体を水で洗い流すために、シャワーを浴びます。
ただ、このシャワーは緊急用ですので、廊下にあります。
このまま実習で使用すると廊下水浸しになるので、筒を持ってバケツに水を回収します。
このシャワーかなり勢いがあり、この筒持ちの子が手を離すと、悲惨なことになります(去年は私と筒持ちの子がびしょびしょになりました)
文責K.K.
淡路島洲本市にある、ナルトオレンジ生産農家がナルトオレンジを使ったジュラートを今年も販売したいということで、学生たちとアイスクリームメーカーを持って、出張ジェラート作りに行って来ました。
そして、この日はなんと、関西テレビ報道ランナーでも吉備国際大学がナルトオレンジの研究をしているということで(ちょっと?)取り上げてもらいました。だそうです。まだ、映像を確認していないんです。
今回、学生が作ったジュラートは評判でもう1/3が売りきれてしまいました。
作っているときの写真↓
果汁を絞っています。
絞り機もあるのですが、学生曰く手絞りが早く絞れるそうです。
種は、研究のために持って帰って染色体を調べます。
アイスクリーム用のミルクを加熱殺菌しているところです。
火を一度に通しすぎないようにじわじわ加熱しています。
ボールなどの必要な道具類は大学からせっせと持ち込んだものです。
朝早くから学生たちが準備して、公用車に詰め込み、キャンパスから30分離れているお店に運びました。
ジュラートの完成です。
今年は、新しいアイスクリームメーカーを合わせた2台を使ったので
作業時間は半分以下に短縮できました。
香りが豊かなナルトオレンジの皮をふんだんに使っています。
だから、果汁の黄色よりも、綺麗なオレンジ色を呈しています。
吉備国際大学のロゴが入ったユニフォームを作りました。
学生が、学外で活動しているときは着ます。
いい色合いで、しっかりしたものが出来て嬉しいです(私がアレンジしたので、自画自賛)
ぜひ、淡路島に来て食べてくださいね。
ジュラートが売っている所はこちらです。
ツギキ×森果樹園
@洲本市五色町鮎原西368
ノマド村 カフェ・ノマド
@淡路市長澤727
文責K.K.
建物の内部見学をしました。
まだ内装は途中ですが、部屋はできあがり、完成は目前です。
醸造実習室です。
タイルは食品工場が採用しているものと同様の、クリーン状態が保てる床になっています。
若干傾斜がついているのも、現場の仕様と同じです。
エアーシャワーが入っています。
体に付着した埃や菌を取り除きます。
チーズを作るために用意した無菌室に設置しています。
二階へ向かう階段です。
完成したら、もちろん手すりはありますよ。
工事中なのでヘルメットを被っています。
2階にある実験室です。
大きな窓から良く光が入っています。
部屋は広くとってあり、様々な機器が入ります。
ここは特に食感テクスチャーを分析します。
2階の廊下です。
下で出来た発酵食品など(日本酒やチーズなど)の味を評価する部屋や
高度な分析をするための機器が入る実験室が並びます。
また、学生の勉強部屋や教員室もあります。
来週ぐらいから、実験機器などがどんどん入ってきます。
こんな良いところで学ぶことができるのが本当に羨ましいですし、楽しみですね。
お待ちしています。
文責 K
第一弾から早2ヶ月で建物の外観は出来上がりました。
写真を使って、1月までのキャンパスの姿を追ってみましょう。
建物の壁をつけていきます。
窓枠の面影がありますね。
壁ができていきます。
先ほどの反対側です。
まだまだ、隙間があります。
壁の鉄筋をつけ終わったら次は足場を組みました。
コンクリート車です。
一階、二階、屋上、壁の順にコンクリートを綺麗に流し込んでいきます。
職人さんの流れ作業、素早くかつ綺麗に仕上がります。
コンクリを流し込んだ後、綺麗な平面です。
でも実は、水平に見えて一階だけは若干の傾斜があります。
雨の日、内部に雨が吹き込んだんですが、傾斜のおかげで上手く排水されました。
一安心ですね。
すべてのコンクリが固まったら、壁材の貼り付けです。
内部の工事も予定通り進行しているのですが、外からは見えません。
ちなみに、この窓がある部屋は会議室です。外から丸見えの作りになっています。
次回は内部の写真をアップを出来ればアップします。
以上
文責 K.K.
醸造学科(2018年4月開設)詳しくはこちら
→ 農学部 醸造学科ホームページ