2017 年 9 月 22 日

【お知らせ】吉備国際大学付属研究所合同シンポジウム

今週も活発な作業療法学科でした。週末のイベントについて
ご案内します。

【吉備国際大学付属研究所合同シンポジウム/大学院進学・入学説明会】
 *日時:9月23日(土)13:00 ~ 14:30
 *場所:岡山駅前キャンパス(岡山市北区岩田町2-5)
 
大学院進学を検討され始めている方
研究活動にご関心をお持ちの方
当日参加も受け付けております。是非足をお運びください。

注)岡山駅前キャンパスには、駐車場はございません。
  公共交通機関をご利用し、ご参加をお願いします。

2017 年 9 月 22 日

今週の作業療法学科

今週火曜日は、3年生さんが3週間の臨床評価実習から帰ってきました。
久々に活気づいた校内では、3年生同志や4年生との実習経験談で盛り上がって
いました。
セミナー発表や礼状作成、施設担当教員との面談等々、実習終了直後も振り返り
をして貴重な経験を次に活かす準備をしています。
秋季の授業が始まるまでの束の間の長期休暇。有意義に過ごしてくださいね。
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水曜日は、秋季学位授与式。
頑張った学生さんの修学期間を思うと感慨深い時間でした。
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学位授与式後は、今年も教員から、ささやかなお祝い会がありました。
本当におめでとうございます。
これから就職活動や国家試験受験勉強と、緊張の日々かと思いますが、何よりも
ご卒業おめでとうございます。

木曜日、高梁市への連携事業(ミニデイサービス事業)へ参加しました。
この地域との連携事業は、教員とゼミ生さんを中心とした学生さんも参加しています。
今年度初の参加地区は、巨瀬地区でした。
日常の運動習慣や、就労時期のお仕事等々、お話を伺いながら体力測定を行い、
介護予防の視点から講話やActivityの提供をさせていただきました。
ゆっくりじんわりと汗をかき、ワハハと笑って健康を考え感じる時間でした。

そして今日、日本作業療法学会開催に伴い、講演や研究発表の為、教員や大学院生が
学会出席しています。学内は静かな?と思えば、4年生は早くも国家試験勉強を開始
していました。(小腹を満たしながら、頑張っています!)
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今週も活発な作業療法学科でした。
次は、今週末の行事についてご案内します。

2017 年 9 月 16 日

教育後援会総会

教育後援会総会が開催されました。
作業療法学科の体験紹介で3年生の2名が学生生活として授業、ゼミ、
クラスでの友情など、紹介させていただきました。

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学科の体験紹介の後は、多くの保護者様と面談させていただきました。

 成績について
 学生生活の様子について
 アルバイトや部活・サークルと授業出席の様子について
 実習について
 就職や国家試験について
                等々
教員が知っている普段の学生さんの素敵な姿についてお話させていただけ、
非常に貴重で有意義な時間でした。

ご来学賜りました保護者様におかれましては、お足元の悪い中ご足労賜りまして
誠にありがとうございました。
続けて学生支援にご協力頂戴できますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2017 年 9 月 14 日

平成29年度教育講演会総会

9月16日(土)に教育講演会総会が開催されます。
保護者の皆様と学生さんの様子について面談させていただける
貴重な機会です。

校内での様子について
授業出席時の様子について
単位取得について
就職活動や卒業までのスケジュールについて

                       などなど

学生さんについてのお話を共有させて頂いたり
教育における学科説明をさせていただきます。

台風タリムの進路が少し気になるところですが
保護者の皆様のご来学をお待ちしております。

2017 年 9 月 14 日

北里学会にて本学教員が発表をしました。

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本学教員の竹林崇准教授が9月10日に神奈川県北里大学にて行われた第12回北里学会にて、北里大学教授高橋香代子先生と東京工科大学准教授友利幸之介先生と共に150名を超える参加者に対し、「どうなる?どうする?これからの作業療法」という議題にて、シンポジストとして登壇しました。

シンポジウムではそれぞれが今まで行ってきた研究の観点から、今後の作業療法の行く先を語るというものでした。竹林准教授は「脳卒中後に起こる上肢麻痺の治療」を研究題目にあげており、これまでも多くの研究結果を国内外に公表しています。それらの中でも今回は「脳卒中後の上肢麻痺に対するロボットと作業療法士の役割」といった観点から作業療法の未来を語るといった趣旨の発表を行いました。

発表の概要としては、近年の様々な研究で上肢麻痺を回復させるためには、多くの練習量(1日0.5から6時間)が必要です。しかし、本邦の作業療法士は多くの場合、1日0.3から1時間の練習しか提供できていません。そこで、ロボットに作業療法における上肢麻痺に対する練習の一部を担わせ、ロボットが改善させた麻痺手の機能を「実生活における作業の実現」に転移する部分に作業療法士が従事し、対象者の幸せにつなげて行くことを自身の研究結果から提案しました。

作業療法もこういった新たな治療パラダイムの提案により、日々進化しています。当大学作業療法学会には、作業療法をイノベーションする若手教員が多数所属しており、世間に影響力のある研究や論文執筆に精を出しています。最先端の教育には、最先端の研究活動は必須です。当学科は、今後の「新たな」作業療法を創る活動にも力を入れています。

2017 年 9 月 8 日

PT・OT就職面談会2017

今日は、学内で開催される就職面談会が開催されました。
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作業療法士の求人を頂く事業所様より本学にお越しいただき
施設における作業療法業務などご紹介いただきます。

前日に就職面談会で株式会社マイナビ様、キャリアサポートセンターの
皆様からの事前説明・指導を受け、今日の面談に臨みました。
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1年生の頃と比べたら着こなしも慣れたスーツ姿から、
来年度の社会人1年生の姿が想像され、少し感動します。
チューターの平尾先生も温かく見守って下さいました。
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学生は様々な施設様の作業療法業務についてお話を伺いながら
面談させていただける貴重な機会でした。
卒業生さんの来校もあり、再会の懐かしさと社会人としてのたくましい姿に
嬉しくなりました。
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学生にとって、貴重であり有意義な時間であったことでしょう。
ご出席賜りました事業所様、本日は遠路ご足労頂き誠にありがとうございました。

2017 年 9 月 8 日

ワークシェアリング就労支援プロジェクト(WSP)

今日は、ワークシェアリング就労支援プロジェクト(WSP)に
総合支援センターより、見学の来客がありました。
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(写真右、総合支援センターより見学者2名様)

WSPは、皆で仕事を分け合い、
個々人のペースや目標に併せて業務に就いて頂きます。
個々人のペースとは、個々人の技能や業務に就く時間や頻度など、
就業のために必要な様々な要素のことをさします。
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週1回からWSP利用の方もいらっしゃいますし
月に1回2時間勤務からWSPを利用の方もいらっしゃいます。
健康維持のためにWSPを利用される方もいらっしゃいますし
A型事業所や一般雇用を目標にWSPを利用される方もいらっしゃいます。

作業療法学科でこのプロジェクトが開始され、今年で10年目。
作業療法学科の中の業務をシェアするプロジェクトからスタートし、
最近では学内でもWSPに理解や協力を頂けるようになりました。
WSPの利用日になって直前に仕事を探すようなことも少し減りました。
業務を分けて下さる方とWSPを利用したい方、双方にとってWin-Winの
プロジェクトだと思います。

このタイミングで地域の総合支援センターの方のWSP見学は非常に有難く、
心強かったです。

作業療法士は作業を通して人の健康と幸福を目指していきます。
ご多用の中ご足労頂きました総合支援センター様、ありがとうございました。

2017 年 9 月 7 日

1年生見学実習最終日

今日は、1年生の見学実習最終日です。
見学実習最終日は、学生さんが学習したことをプレゼンテーションし、
質疑応答を重ねて学習を深めていきます。

プレゼンテーション資料の作成は、教員の助言指導も受けながら作成していきます。
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発表会では見やすい資料でプレゼンテーションがなされ
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聴講学生から細かな質問があり、会場全体が主体的な学習場となっていました。
学生は、不慣れな数日だったと思いますが、充実した学習の機会だったようです。
ご協力賜りました施設の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

学生の皆さん、お疲れ様。次の学習に活かしていきましょうね!

2017 年 9 月 6 日

【研究者紹介】服部俊夫先生

皆さん、こんにちは。
 夏休み前、服部先生からご紹介を受けた国際ヴォランティアについて
連絡させていただきました。
フットワーク軽くご活躍の服部先生で、研究活動でインドやフィリピンに行かれます。
 改めまして、服部先生を紹介させていただきたいと思います。

・早速ですが、服部先生はどのような研究をされていますか?
 先生の研究活動は、今後どのようなフィールドで活用されるのでしょうか
 → 私の研究をしている感染症はデング熱、マラリア、多剤耐性結核とアジア諸国に
  多い感染症です。ハルピン医科大学(中国)、 サンラザロ病院(フィリピン)、
  パジャヤラン大学(インドネシア)、マヒドール大学(タイ)には特にお世話になり
  ました。また昨年からインドのエイズ・結核の勉強をしています。
  東北大震災のあと、災害科学国際研究所に異動し、災害医学分野という新しい分野で
  4年間研究しました。私は島原の噴火の時は熊本に、神戸の震災時は京都に、6年前
  の東北大震災の時は仙台で被災しています。これらの被災者を助ける方法を作業療法
  の中で見つけられたらよいと思っています。

・研究に着手されるようになった経緯を教えてください。
 →私は京都大学の第一内科(血液内科)に在籍している時に教室で発見された成人
  T細胞白血病に興味があり、その細胞がCD4細胞であることをみつけました。
  後にその病気はウイルスで起こる感染症であることもわかりました。米国留学後、
  熊本大学と京都大学でエイズ研究を行いました。東北大学ではアジア・アフリカに
  広がる感染症の研究を行いました。呼吸器内科を担当しましたので、アフリカの
  サハラ以南のエイズと結核の問題も興味を持ちました。

・これから未来を創造する学生さんへメッセージをお願いします。
 →これらの共同研究では相手の国・研究機関・研究者の必要とすることをよく理解する
  ことが大事です。研究所では研究員とともに研究も始めています。
  興味がある学生さんは是非いらしてください。

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(写真左:服部先生、右:白さん)

服部先生は、AMED(国立研究開発法人日本医療研究機構)の取り組みで多剤耐性結核
についての研究にも、着手されています。
次の機会には、AMEDの研究についても教えてください。

服部先生、ありがとうございました。

2017 年 9 月 5 日

見学実習

今日は1年生の見学実習2日目でした。
病院作業療法や職業リハビリテーションについて見学させていただきました。
新しく目にする多くの情報から、疑問をもち探求心をもって学習していきます。

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元気よく主体的に実習取り組みしている姿は、周りから見ていて元気づけられます。
脊髄損傷の方の入浴について、浴室に設置されている見慣れない形状のマットに着目し
使い方や役割に興味をもったり
対象者との関わり方において留意することは何かと興味をもったり
小さなことかな?とうやむやにしてしまいそうな気づきを大切にして実習参加していましたね。

お疲れ様でした。明日も早くから実習です。
貴重な経験から気付いたこと、学んだことを大切に、心身の疲れを取りながら
明日も実習頑張って下さいね。