新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
しかし、コロナの影響で今は通常の授業を始めることができません。
本学は今のところ5月7日から授業開始としているのですが、状況によってはネットを用いた遠隔授業ということもあり得るでしょう。
県下の他の大学でも、今はどこもバタバタと検討・準備中のはずです。
アニメーション文化学科として今して上げられることは少ないのですが、みなさんを歓迎する気持ちを今日はイラストで表現してみました。
描いて下さったのは、入学後のあなた方を「イラスト」や「背景美術」の授業で指導して下さるはずの、佐々木洋先生です。
こういった絵を描いてみたいという気持ちを強く持ちながら、もうしばらく我慢していてください。
学科教員一同、みなさんにお会いできる日を心から楽しみにしています。
台湾生まれのネコのオリジナルキャラクター「九藏喵窩(じょうざんみゃおうお)」は、その人気の高さから台湾でアニメ化もされています。そして、その日本語版も、今春、関東地方のみですが、千葉テレビで地上波放送されました。
このアニメですが、本学科とも大いに関わりがあり、井上博明 教授 がプロデューサーをつとめています。また、千葉テレビでの地上波放送時には、本学がCMスポンサーになっていましたので、関東地方在住の方で、リアルタイムでアニメをご覧になった方は、本学のCM を見たという方もあるかもしれませんね。
この、「九藏喵窩」日本語版ですが、なんとYouTubeのドルアニ公式チャンネルで公開がはじまりました。第1話のプレミアム公開からお知らせできればよかったのですが、今回は第2話プレミアム公開のお知らせです。プレミアム公開では、公開時に聴視者どうしのチャットも楽しめます。
皆さんもアニメを楽しみながら、チャットで盛り上がってみませんか?
【九藏喵窩 日本語版 #2】
~喵王國編 第2話・藍喵的秘密
4/17(金)20:00 プレミアム公開
チャットあり!皆で楽しみましょう。
チャンネル登録も是非お願いします。
#九藏喵窩 #DNAxCAT #ドルアニ
https://www.youtube.com/watch?v=hytK6q3ZO6g
VIDEO
アニメーション文化学科は今回、高梁警察署の依頼を受けて、特殊詐欺防止のためのTVCM(15秒)を作りました。
本学科の学生3人が、構成、作画、アフレコ、編集という一連の作業を自分たちで行い、およそ2カ月で一つの作品に仕上げました。
学生たちが作ったものは、実は本日より吉備ケーブルテレビや市役所内広報モニターなどを通して、広く市民の方々に見ていただけるようになりました。
実は今日は、特殊詐欺防止活動に協力したということで、高梁警察署の方から感謝状と楯をいただくことになりました。
その場には、メディアの方たちも!
実際に感謝状を受け取っている時の様子は(その瞬間は)、自撮りが出来ずに残念ながら写真がありません。
でも、NHK、山陽新聞、吉備ケーブルテレビさんが取材に来てくださったので、そちらのテレビや新聞で見て下さればと思います。
NHK 岡山NEWS WEB ニュース動画あり
山陽新聞デジタル
最後に、ちょっとおもしろい体験をさせていただきました。
NHK岡山放送局の夕方の番組 「もぎたて!」(月曜~金曜)に協力して、みんなで声を大にして叫んだのです。
「特殊詐欺に気を付けよう! もぎたて~~!」と。
昨日、3月卒業予定者の卒業研究発表会がありました。
各自がパワーポイントを用意して、10分から15分程度の発表を行うのです。
アニメーション文化学科という、ちょっとクセのある人間が集まる場所にふさわしく、発表の内容は、研究論文、イラスト、絵本、2Dアニメ、3Dアニメ などと、実にさまざまです。
毎回思うのですが、多くの学生が悔しい思いをしながら発表しています。
自分は、十分なものが出来なかったという思いが強いのです。
でも、うまくいったところからも学び、うまくいかなかったところからも学ぶようにすれば、一個の作品を作ったという貴重な経験を、自分なりに100%活かすことが出来ます。
若い時の苦い経験を、ぜひとも良い糧にしてください。下を向く必要はまったくありません!
1月18日(土)東京で開催されたVtuberハッカソン全国ツアー2019プレミアム大会で、アニメーション文化学科の教員が主要メンバーのチームがプレミアム最優秀賞&審査員特別賞(藤田憲生賞)を受賞しました。
Vtuberハッカソン全国ツアーは今年度2回目で、全国のVtuberクリエイターが予選を戦い、先週土曜日1月18日に決勝大会である「プレミアム大会」が開催されました。
岡山大会 in 高梁の最優秀賞/オーディエンス賞を受賞した「neoちゃかぽ軍団」のVTuber作品「ばぶぅ!Honeyのデビューだよ 」がプレミアム大会の最優秀賞&審査員特別賞(藤田憲生賞)を受賞しました。多くのクオリティの高い作品の中で、VTuberとVRChatとの懸け橋という構想、かわいらしくクオリティの高いVTuber映像や、ポッと出のアイドルが下積みから成功していくようなストーリーとマッチしたカット表現、かわいらしいキャラクターとギャップある本物の歌唱力などを、評価していただいての最優秀賞となりました。
neoちゃかぽ軍団のVtuber「Honey」ちゃん。このあとVRChat空間でGIGを開くため、いろいろなVRキャラとコミュニケーション。
neoちゃかぽ軍団のVtuber「Honey」ちゃん、舌たらずなしゃべり方だけど、むちゃくちゃ歌うまいよ!
最高のGIG!映像と歌は、本文中のリンクから。
「neoちゃかぽ軍団」は岡山県在住のクリエイター集団ですが、主要メンバーは、株式会社なのです 所属で、本学アニメーション文化学科の「アニメーション実践A」「アニメーション実践B」を担当する先生方でもあります。3Dアニメーション・映像やゲーム制作の傍ら、本学で3Dアニメーションやゲームを実践的に教えてくださっています。
また、2016年から本学で開催のゲームジャム高梁 でも、クリエイターとして参加し活躍しています。
プレミアム大会の様子は、VTuberハッカソン全国ツアー2019の公式Twitterアカウント や、Togetterまとめ をご覧ください!
岡山県や近県で3Dアニメーションやゲーム制作を、「neoちゃかぽ軍団」の先生方のもと実践的に学びたいという高校生は、ぜひ吉備国際大学アニメーション文化学部を受験してくださいね(最後に宣伝)。
昨年秋に本格デビューした「朝霧けい」先生、新年早々にはもう活動を始めたようですね。
1月11日(土)18:30〜、テレビせとうち(TSC)の番組「プライド せとうち経済のチカラ」に、出演したのです。
番組の中島アナとの会話も、見事に成立していましたねえ!!!
今回は新年の特別番組ということで、「企業のプライドは地域の誇り」という副題が付いていました。
「朝霧けい」先生も、きっと学科の誇り、いやいや、大学の誇りにきっとなってくれるはずです。
ところで、けい先生は現在自分のHPを持ち、youtubeやツイッターでも情報発信を行っています。
HP(⇒こちら )からは、youtubeやツイッターにもリンクが張られているのですよ。
けい先生の頭は、まだAIというわけにはいきません(そうなれば、またすごい!のだが)。
今は人間と同じように、時間を掛けてゆっくり成長していくしかないのです。
皆さま、本年もどうぞ朝霧けい先生の成長と活躍を、暖かく見守っていて下さいね!
吉備国際大学アニメーション文化学部主催
第8回「高校生イラストコンテスト」の審査結果を発表いたします。
応募総数46点の中から厳正な審査の結果、以下の9点が受賞されました。
受賞者の皆さんおめでとうございます。
◎総長賞:大矢 桃子:『 May be a happy day! 』 香川県立善通寺第一高等学校
◎学長賞:村上 実梨:『辺獄』 岡山県立備前緑陽高等学校
◎学長賞(デジタル部門): なつめ :『【冬】』 岡山県立工業高等学校
◎奨励賞:阿波 日代里:『街へ』 岡山県立玉島高等学校
◎奨励賞:河合 実李:『まだまだ大人になりたくない!』 米子松蔭高等学校
◎奨励賞: ウル :『ワルキューレ』 香川県立善通寺第一高等学校
◎奨励賞(デジタル部門):山田 ゆき乃:『女の子』 米子松蔭高等学校
◎奨励賞(デジタル部門):濱田 なづな:『迎冬ーキタルフユー』 岡山県立井原高等学校(北校地)
◎奨励賞(デジタル部門):小川 恋:『運命(笑)』 岡山市立後楽館高等学校
総長賞:大矢 桃子:『 May be a happy day! 』
学長賞:村上 実梨:『辺獄』
学長賞(デジタル部門): なつめ :『【冬】』
奨励賞:阿波 日代里:『街へ』
奨励賞:河合 実李:『まだまだ大人になりたくない!』
奨励賞: ウル :『ワルキューレ』
奨励賞(デジタル部門):山田 ゆき乃:『女の子』
奨励賞(デジタル部門):濱田 なづな:『迎冬ーキタルフユー』
奨励賞(デジタル部門):小川 恋:『運命(笑)』
<本学教員による総評>
・各校の皆様、御応募ありがとうございます。初めての審査で色々途惑いもありましたが、素晴らしい作品に助けられ何とか審査を終えました。想定外にアナログ部門の応募が多く、良い作品を選べたと思います。絵を描くとは、心や世界を客観視する力を養うことでもあり、各校の素晴らしい努力は必ずや社会に還元される物と確信しております。こうした楽しみがより広く、深く根付いていく事の一助になればと今後とも諸先生方と尽力してまいります。(佐々木 洋)
・今年はイラストの構図や人物描写に真面目に取り組み、完成度の高い作品制作を目指した人が多かった気がします。私が審査の基準としていたのは、描き手の自然な感情が伝わる絵になっているかどうか、ということでした。技量やセンスの他にも、作品のポジティブな意思を認めることができるイラストに高い点数を入れました。高校生イラストコンテスト応募者の皆さま、どうもありがとうございました。(キム・イェオン)
12月9日と10日、中国からの20人規模の研修団を二つお迎えしました。
具体的には、黄岡師範学院と成都青蘇職業中専学校の先生と学生さんたちです。
9日の午前は、本学科のキム先生の指導による手描きアニメーションの体験です。
課題は「手を振る」ですが、どうしても最初はロボットが手を振るような感じになってしまいますよね。
それが人らしい手の動きになるには、たくさんの練習が必要です。
午後は、学科として初めての試みでしたが、前嶋先生が彫塑の指導をしてくれました。
課題は、粘土を使って「手」の制作です。
大学生になってからこうした体験は初めてだったみたいで、学生らは子どものようにずいぶん楽しく賑やかにやっていました。
10日の午前と午後は、佐々木先生によるデジタル背景作画の実演でした。
業界で何年も活躍してきた人の仕事の一端にじかに触れることが出来るわけですから、学生たちは先生の一つひとつの作業を食い入るような目で見ていました。
先週は、こちらの教員と学生が多数中国・北京に赴きました。
そして、今週は逆に多くの方があちらから見えているわけで、今月はなんだか日中友好交流強化月間みたいですね。
来年は、学生さんたちが留学生としてまた高梁に来てくれることを、心から願っています。
晴天が続く中、北京培黎職業学院を訪れました。
あの有名な清華大学も近くにある、北京北西の環境に恵まれた所に、この大学は位置しています。
校内には、至る所に私たちを歓迎する言葉が見られました。
背後にあるのは、習近平氏がこの学校に対して寄せられた言葉だそうです。
最初に、北京培黎職業学院の学院長をはじめ、役職者の方々にご挨拶を行いました。
この大学は、1940年にニュージーランド出身の方が設立されたそうで、今もそれに続く欧米の方が関わっていらっしゃるようです。
その後、私たちの大学と学科の紹介の後、佐々木先生による講義がありました。
先生が手掛けてきた数々のアニメ作品の名に、培黎の学生らは驚きの声を上げていました。
佐々木先生の後は質問の時間を設けて、日中のアニメに関することを何でも話題にしてみました。
中国の学生からは、「日本ではどうして3Dアニメの制作がこんなに遅れているのか」、との鋭い質問も飛び出すほどの関心の高さが窺えました。
午後は相互の学生による発表会がありました。
今回の研修旅行に参加してくれた外国学科の学生らは、あちらの学生と一緒に英語の朗読を行いました。
それぞれが自分の担当個所を読み上げたのですが、日本の学生たちも落ち着いて発表ができていました。
驚いたことに最後には、芸術学部アニメ学科の学生さんたちが描いてくれた日中のキャラクターを、私たち一人ずつにプレゼントしてくれたのでした。
どこまでも熱い歓迎ぶりに驚くとともに、本当に感謝感謝です。
私は、中国産アニメの急激な進化を国内外に示したと言われている「哪吒(ナージャ)」を選びました。
日本のアニメは、これからはもううかうかしてはいられません。周辺諸国の進歩には、目覚ましいものがありますから。
北京培黎職業学院のみなさま、大変お世話になりました。
謝謝・謝謝!
「北京培黎職業学院」という大学に招かれて、現在中国・北京に来ています。
こちらに来てからは培黎の学生さんらと一緒にバスに乗り、交流を楽しみながら世界遺産を巡っています。
万里の長城では気温-10度の上に強風で、大変な思いをしました。
それでも、人間が作ったとは思えないほどのスケールの大きな人工遺物にみんな圧倒され、感動もしたのでした。
頤和園もまた、人が作ったとは思えないほど大きな庭園でした。
しかも、西洋列強が迫りくる時代においても西太后はその維持と修復に国の莫大な予算を費やしたというのですから、ほぼ同時代のドイツのルートヴィッヒⅡ世の時代錯誤的な振る舞い(近代になってから中世風のロマンチックな城を国中につくる)を思い出してしまいました。
国を傾けながらも後世に貴重な観光資源を残したという歴史的な皮肉も、両者に共通するところです。
集合写真の3つ目も、日本では見られない巨大な規模の建造物です。つまり、天安門広場とその後ろにある故宮(紫禁城)です。
巨大な世界遺産とその前に立つ小さな人間たち。
いやいや、その小さな人間がこの大きな人工物を作ったのですから、実際はどちらが大きいのか・・・。
明日は北京培黎職業学院を訪ねて、アニメーション文化学科の紹介をすると同時に、日本のアニメーションについての講義を行う予定です。
その前に、日中の学生同士の交流が日に日に深まっていくのが、とても嬉しいことでした。